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関節リウマチ患者の身体活動量と寛解

研究課題

研究課題/領域番号 20K11169
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関昭和大学

研究代表者

豊島 洋一  昭和大学, 医学部, 講師 (10439440)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード関節リウマチ / 身体活動量 / 加速度計 / 疾患活動性 / 寛解 / 質問票
研究開始時の研究の概要

関節リウマチ患者はその慢性の経過のため、健常人に比較して身体活動量が有意に低い。近年の関節リウマチに対する薬物治療の進歩により、疾患活動性の大幅な改善が期待され寛解に至る患者も多くなった。これまでの寛解の基準は、疾患活動性の評価が主であった。しかし、疾患活動性が大幅に改善されたとしても、身体機能が健常人と同等のレベルに改善されている機能的寛解を評価する方法は確立されていない。この研究は、精度のよい3軸加速度計を用いて、関節リウマチ患者に対して薬物治療介入の前後における身体活動量の変化を評価することである。本研究により、これまでの臨床的寛解の先にある機能的寛解を量的に評価することができる。

研究成果の概要

関節リウマチ患者の身体活動量を3軸加速度計と質問形式を用いて評価した。RAの疾患活動性を低疾患活動性群(DAS28-ESR 3.2未満)20人、中/高疾患活動性群(DAS28-ESR  3.2以上)14人に分類した。身体活動量は、3軸加速度計Active Style Pro HJA-750C(オムロン)と国際標準化身体活動質問票(iPAQ short version)を使用した。疾患活動性と身体活動労には相関関係は認められなかった。中/高疾患活動性群では、3軸加速度計と質問形式からえられた身体活動量は異なっていた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで身体活動量(PA)は、簡便なため質問形式にて評価が行われてきた。しかし、関節リウマチ(RA)患者では、その疾患活動性のため低PAの患者さんが多く、質問形式による評価の正確性は定かではなかった。
そのため、この研究ではRAの活動性別にPAを質問形式と正確にPAが測定できる加速度計を用いて評価した。
この研究の結果により、関節リウマチの活動性が落ち着いている群では、質問形式は加速度計から得られたPAと同等であった。しかし、関節リウマチの活動性が高い患者群では、質問形式から得られたPAは過大評価される傾向にあることが分かった。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2022

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 関節リウマチ患者の身体活動 加速度計と質問票との比較2022

    • 著者名/発表者名
      豊島洋一、並木 脩、斎藤 洋幸、稲垣 克記
    • 学会等名
      第95回日本整形外科学会学術総会
    • 関連する報告書
      2022 実績報告書
  • [学会発表] 関節リウマチ患者の身体活動量 加速度計と質問票との比較2022

    • 著者名/発表者名
      豊島洋一、並木 脩、斎藤 洋幸、稲垣 克記
    • 学会等名
      第95回日本整形外科学会学術総会
    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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