研究課題/領域番号 |
20K11179
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
沓澤 大輔 山形大学, 医学部, 助教 (70596577)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 心臓リハビリテーション / 地域連携 / 多職種連携 / 循環器内科 / 病病連携 / 循環器診療 |
研究開始時の研究の概要 |
心臓リハビリテーション(心リハ)は、患者毎の運動指導、危険因子管理、心のケアなどを総合的に行うものである。医師、看護師、療法士、薬剤師、ソーシャルワーカーなど多くの専門医療職がかかわって、一人ひとりの状態に応じたプログラムを実施する。「高齢化心不全社会」が始まっている山形県において、全国に先駆けたネットワークを確立し、県内全域に普及させたい。全国に先駆けて「高齢化心不全社会」が始まっているからこそ、山形県でこの研究を始めることが重要である。
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研究成果の概要 |
COVID19パンデミックにより対面での医療機関の定期的な多職種ミーティングに支障がでた.病院/施設見学規制の強い中,Microsoft Teamsを用いて多職種に参加を呼びかけ,医師,看護師(慢性心不全看護認定看護師含む),理学療法士,作業療法士、医療ソーシャルワーカー、臨床検査技師と各方面から協力を得ている。Microsoft Teamsを用いて、山形県村山地域の医療機関(山形大学医学部附属病院、篠田総合病院、山形済生病院、みゆき会病院、北村山公立病院)をつなぐオンライン地域連携心臓リハビリテーション会議を毎月1回ペースで開催した.地域連携活動についてシンポジウム発表や学会報告などできた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
循環器病対策推進基本計画案の保健,医療および福祉に係るサービスの提供体制について,急性期から回復期,維持期・生活期などの状態や疾患に応じて提供するリハビリテーションの取り組みを充実させることが掲げられている.山形県村山期域における超急性期循環器診療を担う山形大学医学部附属病院が回復期を担う関連病院と一丸となって相互的な地域連携体制を拡充したことは山形県村山地域における心大血管心臓リハビリテーションに従事する専門家育成と地域の医療資源や社会資源の効率的活用に貢献した.またこれらの活動について心臓リハビリテーション学会で報告したり,日本クリニカルパス学会でシンポジウムを務めたりすることができた.
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