研究課題/領域番号 |
20K11204
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
山崎 俊明 金沢大学, 保健学系, 教授 (00220319)
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研究分担者 |
宮地 利明 金沢大学, 保健学系, 教授 (80324086)
大野 直樹 金沢大学, 保健学系, 准教授 (30642219)
宮地 諒 北陸大学, 医療保健学部, 助教 (50847001)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 下腿筋 / 長軸部位 / 座位 / MRI / 超音波 / 萎縮抑制 |
研究開始時の研究の概要 |
廃用性筋萎縮予防に関する先行基礎研究の分析対象は、骨格筋の一部または筋線維であった。我々は「骨格筋には解剖学的に起始と停止部があり、全体として機能的に作用する」臨床視点から、長軸部位(近位・筋腹中央・遠位部)による萎縮抑制効果の相違を動物実験で検証してきた。本研究では橋渡し研究の一環として基礎研究に基づくヒトへの応用を進める。具体的には、研究分担者が開発した座位撮像MRIを使い、先行研究で確立した座位時下腿筋評価法の汎用化を図り、超音波画像診断装置による評価の可能性を探る。さらに高齢者施設等で圧倒的に多い座位時間の有効活用を目的に、等尺性収縮による効果的長軸部位を下腿筋の形態面から検証する。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、座位撮像MRIを使い超音波画像診断装置による評価の可能性を探り、座位時等尺性収縮による効果的長軸部位を下腿筋の形態面から評価することである。 結果:①従来型のMRI画像(臥位)とGravity MRI画像(座位)の相違を分析した。②超音波画像とMRIの相関を分析した。腓腹筋内側頭の50%部のみ相関関係があった。③座位時等尺性収縮による下腿筋変化を形態面から検証した。筋により変化は異なった。④筋厚測定の信頼性および筋横断面積に対する妥当性は十分であった。筋力は他の評価を組み合わせる必要性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義:①機能的作用を鑑み骨格筋全体として効果的に機能を発揮できることが臨床的に重要と考え、長軸部位別に分析した。②研究分担者が開発したGravity MRIを使用し、従来、臥位でしか得られなかった情報を、座位で重力による筋形態変化を詳細に評価した。 社会的意義:①MRIより汎用的な超音波装置による評価の可能性を検証した。②高齢者施設等で圧倒的に多い座位時間の有効活用を想定し、等尺性収縮による下腿筋の形態変化を長軸部位別に検証した。専門職介入時以外の座位時間活用のため、臨床で実施可能な条件下、 長軸部位を考慮した骨格筋全体に効果的な萎縮予防プログラム構築の基礎データを提示した。
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