研究課題/領域番号 |
20K11211
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
河村 健太郎 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (60806488)
|
研究分担者 |
衛藤 誠二 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 准教授 (70295244)
中村 政明 国立水俣病総合研究センター, その他部局等, 部長 (50399672)
下堂薗 恵 鹿児島大学, 医歯学域医学系, 教授 (30325782)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | 脳磁図 / 振動刺激 / 感覚障害 / 能動的感覚検査 / 中枢神経疾患 / 感覚運動連関 / 体制感覚誘発磁界 / 脳可塑性 / リハビリテーション |
研究開始時の研究の概要 |
中枢神経(脳や脊髄)損傷に伴う麻痺患者の手足の痙縮(筋肉のつっぱり)に対して、振動刺激が効果を発揮することが報告されている。日常臨床では痙縮患者のみならず、運動失調や感覚障害を伴う患者でも症状のある手足に振動刺激を加えると、症状が改善することをしばしば経験するが、その報告は少なく機序についての検討もほとんどなされていない。今回、健常者と症状を呈する中枢神経損傷患者において、振動刺激前後の感覚運動機能や症状を評価し、脳磁計から得られた脳活動との関連について検討することで、振動刺激による効果の実証とその機序を解明し、効率的な機能回復を促進するリハビリテーション治療技術の発展に寄与したい。
|
研究実績の概要 |
本年度は水俣市立総合医療センターにおいて、準備したプロトコールに沿って、健常者に対する脳磁図計測を開始した。 実際の計測において、できるだけ被験者へ負担がかからないようにする工夫などについても、適宜共同研究者間で協議しながら進めた。また、上肢感覚障害(異常知覚)患者1名においても脳磁計での計測を行った。結果については現在解析中である。ひきつづき、健常者や患者で今しばらく計測データを蓄積したうえで、解析を行っていく。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の影響で脳磁図計測開始が遅れている。ほぼ1日がかりの計測となることもあり、被験者の確保についてもやや難渋している。
|
今後の研究の推進方策 |
ある程度の被験者数での計測が完了した段階で、解析作業へ移りたいと考えている。
|