研究課題/領域番号 |
20K11217
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 国際医療福祉大学 |
研究代表者 |
山本 澄子 国際医療福祉大学, 医療福祉学研究科, 教授 (30302102)
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研究分担者 |
小林 吉之 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 情報・人間工学領域, 研究チーム長 (00409682)
堀川 悦夫 佐賀大学, 医学部, 教授 (10155004)
金 承革 常葉大学, 健康科学部, 教授 (20300072)
昆 恵介 北海道科学大学, 保健医療学部, 教授 (30453252)
江原 義弘 新潟医療福祉大学, リハビリテーション学部, 教授 (50349304)
橋詰 賢 立命館大学, スポーツ健康科学部, 助教 (50727310)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歩行計測 / データベース / 多施設共同 / 歩行データベース / 歩行標準値 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は,3次元動作計測を実施している国内の複数の施設のデータを統合して日本人の歩行標準値とその範囲を明らかにすることである.歩行データは計測施設の環境条件によって影響を受けるため,複数の施設から提供されたデータのばらつきを考慮した歩行データベースを作成する.さらに実際の多施設のデータを比較して正確な計測のためのマニュアルを作成する.将来的には歩行に障害がある対象者を評価する際の基準値の作成を目指す.
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研究実績の概要 |
本研究の目的は、施設横断型(大規模)データベースを構築して、日本人の歩行標準値を確立するとともに、施設間の違いによる歩行データへの影響を明らかにして誤差の少ない計測方法を提案することである。 2023年度は、2022年度に作成したデータ受け入れフォームを利用して多施設の歩行データを収集するとともに、これらをまとめて利用者に提供するための処理プログラムの仕様を検討して外注した。データ処理は2段階あり、1つめは1名分の複数試行のデータを1つのファイルとしてVisual3Dで計算する過程、2つ目は複数名のデータをまとめる過程である。1名分のデータについて提供するデータの種類は、①歩行時間距離因子、②運動学的パラメータ(重心、角度など)と運動力学的パラメータ(床反力、関節モーメントなど)の1周期100点に規格化したデータ、③各パラメータの歩行各相における特徴値(最大値、最小値)の3種である。これらについて詳細な仕様を決定し、研究者間での検討ののち、業者を交えて複数回の打ち合わせを行って方向を決定した。複数名のデータをまとめる場合には1名のデータと同様のフォーマットとして、対象者の年齢、性別などを含む対象者情報ファイルを参照しながら必要なデータをまとめていく方式とすることとした。 第44回バイオメカニズム学術講演会(2023年11月25日)において、本研究で作成した「正しい歩行計測方法」ビデオの紹介、ダウンロードした歩行データの活用と課題、多施設計測データの比較について講演を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
歩行データベースの利用者に提供するデータの仕様が多岐にわたるため、詳細な仕様の検討に時間を要した。現在、外注したプログラムの確認を行いながら、追加の課題について検討している。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度に作成した歩行データ処理プログラムの利用とともに、歩行データを編集するVisual3Dの中で多量データの処理が可能なソフトウェア(Sift,旧Inspect3D)を導入して、データベース内の歩行データの分析を行う。これによって、多量のデータを性別、年齢、歩行速度条件などによってまとめることができ、データベース利用者の利便性が向上すると考えられる。さらに、これらを使用して年齢、性別、施設間の違い等の観点から論文を執筆する予定である。
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