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発達障害児支援のための簡易版発達評価・支援ツールの開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K11256
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関長崎大学

研究代表者

岩永 竜一郎  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 教授 (40305389)

研究分担者 仙石 泰仁  札幌医科大学, 保健医療学部, 教授 (10248669)
徳永 瑛子  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (10710436)
佐藤 葉子 (山西葉子)  東京都立大学, 健康福祉学部, 助教 (30423627)
伊藤 祐子  東京都立大学, 人間健康科学研究科, 教授 (60289973)
加藤 寿宏  関西医科大学, リハビリテーション学部, 教授 (80214386)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
キーワード発達障害 / 検査 / 子ども / 協調運動 / 感覚 / 行動 / 児童発達支援 / アセスメント / 支援 / 生活支援 / 評価
研究開始時の研究の概要

本研究では、発達障害児等の支援機関である児童発達支援センター及び児童発達支援事業所等において使用できる発達評価及び支援ツールを新規に開発する。具体的には、児童発達支援事業所等の職員が簡便に実施できる発達検査ツール(スコアリングを自動的に行い支援方法についても提示できるウェブシステムを含む)を開発する。
本研究では、次の内容を実施する。①発達検査の開発、②標準データの収集、③子どもの発達の問題への対処方法の調査、④検査のスコアリングと支援方法表示のためのウェブシステムの開発、⑤検査ツールとウェブシステムの有用性の検証を行い、簡易版発達評価・支援ツールを開発する。

研究成果の概要

本研究の目的は、効果的な発達障害児の支援のための発達検査のウェブシステムを開発することであった。まず、システムに組み込む感覚面、運動面などの発達に関する質問項目を作成した。そして、質問紙の標準値を作成するために幼児288名、学齢児は506名から質問紙案のデータを収集した。収集したデータについて、年齢群の区切りを変えた場合の年齢群間のスコアの差を分析し、標準値の年齢区分を決定した。次に、領域ごと、各質問項目のスコアに偏りがある場合の支援方法の案を作成した。これらから、質問項目に回答するとアルゴリズムに基づいて、発達領域ごとのスコアと支援方法が自動的に提示されるシステムを開発した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究で、作成したウェブシステムは保護者が子どもの発達に関する質問にウェブ上で回答することで、自動的にスコアリング、支援方法の提示がなされるものである。これを使うことによって、発達障害について高度の専門的なアセスメント技術を持たない支援者であっても子どもの感覚面や運動面、行動、対人関係、情動の問題の特性と、その対応を把握できることが考えられる。
近年、発達障害児の発見率の増加に伴い、障害児通所事業所、学校、保育園などで発達障害児への専門的支援の必要性が高まっている。このような場で、本研究で開発したウェブシステムは発達障害児の効果的な支援提供に大きく貢献すると考えられる。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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