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γ線滅菌FGF-2担持アパタイトコーティングスクリューの非臨床での効果検証

研究課題

研究課題/領域番号 20K11258
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関茨城県立医療大学

研究代表者

六崎 裕高  茨城県立医療大学, 保健医療学部, 教授 (50550927)

研究分担者 原 友紀  筑波大学, 医学医療系, 講師 (30431688)
野口 裕史  筑波大学, 医学医療系, 講師 (90783150)
研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
キーワードFGF-2 / アパタイト / γ線滅菌 / 線維芽細胞増殖因子 / ハイドロキシアパタイトコーティング / 成長因子コンビネーション医療機器 / 非臨床動物実験
研究開始時の研究の概要

我々は、ヒトリコンビナント線維芽細胞増殖因子-2(FGF-2)担持徐放性ハイドロキシアパタイトコーティングスクリュー(Ap-FGFスクリュー)を開発し、スクリュー周囲の骨形成促進、ゆるみリスク低減効果を証明した。
実用化を目指すには、安全性・長期保存・大量生産コストダウンのため、最終滅菌製品を開発する必要がある。そこで、γ線滅菌法を新規開発し、現在までにin vitroでのFGF-2活性保持とin vivoでの安全性を確認した。
本研究では、γ線滅菌Ap-FGFスクリューのin vivoでの有効性実証を主目的とし、サルを用いスクリュー周囲の骨形成・固着強度における効果を証明する。

研究実績の概要

本研究の目的は、γ線滅菌Ap-FGFスクリューの効果を明らかにするため、サルを用い骨形成・固着強度における効果を証明することである。γ線滅菌Ap-FGFスクリュー、アパタイトスクリュー、未処理のチタンスクリューの3群にて実験を設定した。当初の計画では、γ線滅菌Ap-FGFスクリュー、アパタイトスクリュー、未処理のチタンスクリューの3群にて、ランダムに1個体あたり3本ずつ脊椎に埋植し、12週後に評価を行うこととして、それぞれ4頭ずつ合計12頭のサル実験を行う計画であった。1年目に行った研究において、評価結果において新しい解析方法を開発することができ、また、γ線滅菌Ap-FGFスクリューにおいて、効果を向上させる作製条件の検討を行ったところ、基礎実験にて、2種類のγ線滅菌Ap-FGFスクリュー作製条件を導き出すことに成功した。1年目においては、動物実験は行わなかったが、上記の結果から、2年目以降の実験動物数を削減できることになった。そのため、ランダムに1個体あたり3本ずつ脊椎に埋植し、12週後に評価を行うこととして、合計3頭のサル手術を完了できた。評価項目としては、骨形成・ゆるみ評価、組織評価による骨接触率・骨形成率の形態定量等を行う。現在、骨形成・ゆるみ評価、組織評価による骨接触率・骨形成率の形態定量等の評価を盲検化して施行した。今後、本データを解析する。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

骨形成・ゆるみ評価、組織評価による骨接触率・骨形成率の形態定量等の評価・解析が遅れたため。

今後の研究の推進方策

今後は、骨形成・ゆるみ評価、組織評価による骨接触率・骨形成率の形態定量等の評価・解析を行う。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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