研究課題/領域番号 |
20K11302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
木内 敦詞 筑波大学, 体育系, 教授 (40241161)
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研究分担者 |
歳森 敦 筑波大学, 図書館情報メディア系, 教授 (80222149)
川村 卓 筑波大学, 体育系, 准教授 (30334056)
奈良 隆章 筑波大学, 体育系, 助教 (10598890)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2024年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | スポーツ・ライフ・バランス / 大学生アスリート / キャリア成熟 / セルフマネジメントスキル / チーム組織風土 / 大学スポーツ / 集団スポーツ / キャリア発達 / 共分散構造分析 / 重回帰分析 |
研究開始時の研究の概要 |
進路選択に対する個人の準備性や取組姿勢である「キャリア成熟」に影響を及ぼす要因を,大学生アスリートを対象に,中学-高校期の振り返り調査,大学期の前向き調査,卒業後の追跡調査,による量的質的アプローチから明らかにすることが本研究の目的である。具体的には,1) 過去の個人的/組織的経験(所属チームの組織風土)と、2) 個人の自律性であるセルフマネジメントスキル、の各因子に着目し,キャリア成熟を促進/阻害する要因の抽出を試みる。競技とそれ以外の生活との調和(スポーツ・ライフ・バランス)実現に向けた大学生アスリートのキャリア教育の充実は,スポーツ界だけでなく高等教育全体の重要課題である。
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研究実績の概要 |
研究1から4で構成される5年間の本研究課題のうち、4年目の2023年度は研究3を進めた。研究3は、研究1および研究2を通して得られた仮説、すなわち、大学運動部活動を通した経験が学生アスリートのキャリア成熟に及ぼす影響を、セルフマネジメントスキルが媒介する仮説モデルを検証するものであった。インターネット調査会社の登録モニターのうち、本邦における大学生競技者数上位12種目(野球、陸上競技、サッカー、バレーボール、バスケットボール、ラグビー、水泳、バドミントン、ハンドボール、テニス、卓球、柔道)の学生アスリートに対象を絞り、調査を行った。キャリアレディネス尺度短縮版(坂柳、2019)3因子9項目、スポーツ・セルフマネジメントスキル尺度(竹村ほか、2013)8因子32項目、改訂版スポーツドラマチック体験尺度(阿南、2010)7因子26項目のほか、大学入試の種類、現チーム内の位置、競技水準についても回答を求めた。その結果、185名からの回答を得た。野球とサッカーに限定した研究対象であった研究1および研究2を通して得られた仮説との異同について、検討を進めている。 日本体育・スポーツ・健康学会第73回大会(2023/8/30-9/1、同志社大学)の応用研究部会「競技スポーツ研究部会」において、「高校大学期におけるスポーツとの関わり方」について、研究課題1および2で得たデータ等に基づく話題提供を行った。 最終年の2024年度は、大学卒業3-5年を経過した卒業生を対象に、自身のキャリア成熟に影響を及ぼした要因について、インタビュー調査を通して明らかにする予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
3年目(2022年)に着手予定であった研究3のデータ取得を4年目(2023年)に行えたものの、成果発表に至っていないため。
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今後の研究の推進方策 |
5年目の最終2024年度は、研究4のインタビュー研究を進めるとともに、これまでの研究の成果を発表していく。そのためにも、非常勤研究員を雇用し、研究成果発表の推進に努める。
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