研究課題/領域番号 |
20K11314
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 順天堂大学 |
研究代表者 |
小笠原 悦子 順天堂大学, スポーツ健康科学研究科, 特任教授 (80194413)
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研究分担者 |
加藤 俊一 中央大学, 理工学部, 教授 (50297107)
酒折 文武 中央大学, 理工学部, 准教授 (90386475)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | パーソナリティ分類 / スポーツ / 身体活動 / 高校生 / パーソナリティ特性 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、日本の高校生を対象として、スポーツ・身体活動に関する態度について、パーソナリティ分類を行い、地域性や性差が存在するのかを明らかにすることである。また、彼らに対するスポーツ・身体活動促進支援の方法として、感性工学的アプローチを援用し、高校生のスポーツに対する価値観・判断基準・価値判断の分類、違いを可視化する手法の開発を行うことである。 日常生活やスポーツ場面において、高校生のパーソナリティ特性別の理解、納得、共感が得られるような動機付け・応援メッセージ情報を開発し、利用者の行動パターンの変化、態度変容にどの程度効果があるかも明らかとする。
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研究成果の概要 |
本研究は日本の高校生のスポーツ・身体活動に関するパーソナリティを7分類し、その7つのパーソナリティに分類するアルゴリズムを作成し、アンケート調査によって、自動的にその7つのパーソナリティに当てはめることを可能にした。 また、それぞれのパーソナリティには特徴があるため、7つのパーソナリティごとに身体活動を促進するためのアドバイスも開発した。また、これまで収集した日本の高校生のデータの数は13,000を超えたが、全国各地から収集することができているために、それぞれの地域や学校の特徴からもそのパーソナリティが比較できるようになった。 また、特許出願中のために、取得後に様々な情報を公開予定である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本高校生のスポーツ身体活動を促進するための取組として、Sport Englandのパーソナリティ分類に着目し、日本版のスポーツ・身体動に関する7つのパーソナリティ分類のアルゴリズムを開発した。データ数は全国各地から収集した約13,000となっている。それぞれのパーソナリティに特化したアドバイスの有効性も様々な方法で検討した。男女等でしか検討されてこなかったこれまでのスポーツ・身体活動の促進方法への提案となったと考えられる。
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