研究課題/領域番号 |
20K11350
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 中京大学 |
研究代表者 |
眞鍋 芳明 中京大学, スポーツ科学部, 教授 (50406675)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 下り坂スプリント / 追い風スプリント / アシステッドスプリント / 超最大速度走 / アシステッドトレーニング / 下り坂走 / 追い風走 / 疾走動作 / スプリントレーニング / スプリントトレーニング / 下り坂疾走 / スプリント / スプリントアシステッドトレーニング / 最大疾走速度 |
研究開始時の研究の概要 |
疾走能力の向上のために様々なトレーニング方法が考案・研究されているが,最大疾走速度に着目し,超最大速度を体感させるアシステッドスプリントトレーニングの効果を検 証した例は数少ない.そこで本研究では,男子大学生を対象に下り坂および,追い風を用いたアシステッドスプリントによって超最大速度を体感させ,最大疾走速度および, その動作に与える影響を検証する.疾走動作についてのキネマティクス変数を算出し,同時に下肢8筋群の筋活動量も測定・評価する.
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研究実績の概要 |
本研究は男子大学生を対象に,下り坂および追い風を用いたアシステッドスプリントトレーニングによって超最大速度および最大加速度を体感させ,平地走時における最大疾走速度およびその動作に与える影響を検証するものである. そのオリジナリティとして,これまで明らかになっていなかったアシステッド・スプリントとしての下り坂および追い風条件下でのスプリントキネマティクスを明らかにした点が挙げられる.特筆すべきは下り坂におけるキネマティクスデータの測定,算出方法を確立した点,安定した追い風条件を整えるための屋内走路および各種扇風機を用いた実験環境の構築は高いオリジナリティを有していると自負している. また,得られたアウトカムとしては1.下り坂スプリントでは安全性の観点から3°以下の斜度が推奨されること.2.追い風スプリントは他のアシステッド・スプリントと比較して,唯一ピッチの増大を目的としたトレーニングとして活用できる可能性があること.3.6.0m/sという強い追い風においては,超最大速度でのスプリントに適応できる走者とそうでない走者が存在することなどが挙げられる. 最終年度となる2023年度は,上記結果をもとに下記原著論文を執筆した. K. Nakayama, K. Shoji, Y. Manabe. (2023) Effect of Downhill Declination on Sprint Kinematics. Int. J. Sport and Health Sci., 21: 64-73. 中山滉一,榎将太,牧野瑞輝,庄司一眞,眞鍋芳明(2023)異なる斜度の下り坂スプリントが平地スプリントに与える即時的な影響.陸上競技学会誌,21: 1-11. 現在は,追い風スプリントに関する研究論文を執筆中である.
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