研究課題/領域番号 |
20K11363
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 鹿屋体育大学 |
研究代表者 |
幾留 沙智 鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 講師 (20724818)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 自己調整学習 / 運動学習 / 評価尺度 / 練習 / 自己 / 尺度作成 |
研究開始時の研究の概要 |
スポーツの練習における選手の能動的な取り組みは、優れたパフォーマンスに関与する。そこで本研究では、学習者によってアクティブに進められる学習過程である「自己調整学習」を取り上げ、スポーツにおける自己調整学習を促す方法の提供を目指す。 これまで、自己調整学習の実施頻度を客観的に評価する尺度が開発されてきている。しかし、尺度開発のみでは自己調整学習を実施できない選手の原因解明には至らず、自己調整学習を促進させる方法は不明である。これより本研究は、選手のパフォーマンス向上に貢献する知見を提供し、スポーツを題材に「学習者のアクティブな取り組み」を促進する方法を提案するという点で意義深いと言える。
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研究実績の概要 |
学業やスポーツにおいて優れたパフォーマンスを示した者の学習や練習過程の特徴として、自己調整学習に取り組んでいることが多数の先行研究において報告されている。そのため、これまで学習者やスポーツ選手など様々な領域を対象に、個人の自己調整学習の程度を評価する心理尺度が開発・活用されてきている。しかしながら、尺度を用いて現在の自己調整学習の程度を評価するだけでは、自己調整学習を促進させることにはつながらない。そこで本研究では、スポーツ選手の自己調整学習を促進する方法を提供することを最終目的とし、自己調整学習の程度のより簡便な評価を可能にする短縮版尺度の作成、標準得点の算出、及び自己調整学習の実施を阻む行動側面を質的に評価する尺度の作成をめざす。 以上の計画のうち令和4年度においては、標準得点の算出を中心に研究を進めることができた。約1,500名のデータに基づき標準得点を算出し、報告した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和4年度途中で産前休暇を取得することとなり、その影響により短縮版尺度の作成にやや遅れが生じてしまった。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、これまでの収集したデータを基に短縮版項目の選定を行っていく。なおその際、項目反応理論を活用することで、よりよい尺度作成を目指していく。短縮版尺度作成後は更にデータ収集をすることで信頼性・妥当性の確認を進める。さらに、令和3年度に実施したインタビュー調査の結果も踏まえることで、よりよい質的評価尺度の作成に向けて準備を進めていく。
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