研究課題/領域番号 |
20K11378
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59020:スポーツ科学関連
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研究機関 | 愛知みずほ大学 |
研究代表者 |
山根 基 愛知みずほ大学, 人間科学部, 教授 (50410634)
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研究分担者 |
大西 範和 三重県立看護大学, 看護学部, 教授 (20176952)
山下 剛範 鈴鹿医療科学大学, 保健衛生学部, 准教授 (10410937)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 運動後アイシング / 筋力トレーニング / 筋肥大 / 遅発性筋肉痛 / 筋疲労 / アイシング / 皮膚温 / 運動後回復過程 / 筋の適応過程 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、毎回運動後に活動部位をアイシングする筋力トレーニング期間中、筋力や筋肉痛の程度等によりアイシングの短期的影響を日々観察し、その繰り返しがどのようなプロセスで筋肥大やその抑制に至るか観察することで、長期間習慣的に行う運動後アイシングの身体への影響をより明確にすることが可能となる。研究期間は3年間に設定し、初年度は、本研究のアイシングとして用いる定温剤の冷却効果を確認する実験を行い、次年度および最終年度は一般大学生を対象者として、運動後に活動部位を約10℃に設定した定温剤を用いて冷却する群と冷却しない群で筋力トレーニング中のアイシングの短期的な効果と長期的な影響を比較検討する。
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研究実績の概要 |
アイシングは、スポーツ現場において代表的なリカバリー方法の一つで、使用した筋の疲労回復を促進し、遅発性筋肉痛(DOMS)に代表される筋の微細損傷を軽減する可能性を持ち、心理的リフレッシュや熱中症予防に有用であるとされている。我々は、試合や練習毎にリカバリーのためにアイシングを繰り返す影響について検証し、長期間の習慣的な運動後アイシングが、筋力トレーニングに伴う筋肥大を弱めることを示唆してきた。これは、運動後に冷却することが筋細胞の適応過程に影響を及ぼすためと考えられ、細胞レベルでの検証等も行われつつあるが、トレーニング前後の比較で結論づけられており、それらが関係してどのように筋の機能が変化していくかは不明である。長期的な影響は、短期的な影響の累積であると考えられることから、本研究では、毎回運動後に活動筋を冷却する筋力トレーニング期間中、筋力やDOMSの程度等によりアイシングの短期的影響を日々観察し、その繰り返しがどのようなプロセスで筋肥大やその抑制に至るか観察することとした。 令和3年度においては、これらの目的を達成するためにトレーニング実験を実施したが、被検者数が十分でなかったため、令和4年度に被検者数を増やし追加実験を予定していた。しかしながら、コロナ禍の影響により、トレーニング実験を実施することができなかった。令和4年度は令和3年度のデータの再解析を行い、また論文投稿に備えるための資料収集を実行した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和3年度においては、研究目的を達成するためにトレーニング実験を順調に進めることができたが、被検者数が十分でなかったため、令和4年度に被検者数を増やし追加実験を予定していた。しかしながら、コロナ禍の影響により、トレーニング実験の実施が困難となった。令和4年度は令和3年度のデータの再解析を行い、また論文投稿に備えるための資料収集を実行した。
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今後の研究の推進方策 |
令和4年度は、令和3年度実施した研究の追加実験を予定していたが、コロナ禍のため実施できなかった。したがって、令和4年度は以前のデータの再検証及び解析を行い、学会等で発表しながら、今回の研究内容について論文投稿を行うための資料収集等を実行した。令和5年度は、被検者数を増やし、データ解析を行うため、令和3年度のトレーニング実験内容の追加実験を行う予定である。
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