研究課題/領域番号 |
20K11473
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59030:体育および身体教育学関連
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
石井 香織 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (10548697)
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研究分担者 |
岡 浩一朗 早稲田大学, スポーツ科学学術院, 教授 (00318817)
柴田 愛 筑波大学, 体育系, 准教授 (30454119)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 座位行動 / 観察研究 / 介入研究 / 児童 / 生徒 / 子ども / 健康 / 学力 |
研究開始時の研究の概要 |
成人同様子どもにおいても肥満や抑うつなど心身の健康の悪化が大きな社会問題となっている。その背景の一つとして、「座りすぎ」が問題視されている。また、座りすぎの悪影響は健康指標だけでなく、心理面の健康への影響を介し学力にも及ぶことが報告され始めているが、日本においては検討されていない。また、世界的にも子どもの座りすぎを是正するための対策は、十分な研究成果の蓄積が少なく効果的な方策は確立されていない。そこで本研究の目的は、日本の児童・生徒を対象に縦断での観察研究により心身の健康および学力への影響を解明するとともに、介入研究にて家庭および学校での座りすぎ是正プログラムの効果検証を行うことである。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、日本人児童・生徒において座位行動が健康および学力に与える長期的影響を明らかにすること、また座位行動と関連する要因を特定すること、さらに、介入プログラムの提供による座位行動への効果を検証することとした。主な研究成果として、子どものドメイン別座位行動や総座位時間に直接的・間接的影響を与える環境要因が特定できた。また、介入の効果検証と追跡調査による座位行動とアウトカムの縦断的検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は、研究数が不足している日本の子どもの座位行動減少のための科学的基盤の構築に貢献することができる。また、本研究で成人後の座位行動習慣および健康に大きく影響を与える子どもの座位行動を効果的に減少するための方策が構築できる点は、社会的な意義も大きい。
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