研究課題/領域番号 |
20K11542
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
|
研究機関 | 朝日大学 |
研究代表者 |
諏訪部 武 朝日大学, 歯学部, 准教授 (00610312)
|
研究分担者 |
安尾 敏明 朝日大学, 歯学部, 講師 (30608469)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 味覚 / レニン-アンジオテンシン系 / 膝神経節 / 栄養 / 口腔感覚 / 三叉神経節 / アンジオテンシンⅡ / 味覚受容体 / アンジオテンシンⅡ受容体 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、味覚神経節における栄養状態の感知と栄養状態に応じた味覚情報伝達の調節メカニズムを解明し、摂食制御メカニズムの理解を深めることで、食を通じた健康寿命の延伸に貢献するための基盤研究である。研究項目は(1)膝神経節の塩味受容細胞と甘味受容細胞のアンジオテンシンⅡ産生能の解析、(2)体内のNa濃度とグルコース濃度の変化に対する膝神経節細胞の応答の解析、(3)体内のNa濃度とグルコース濃度に応じた膝神経節細胞のアンジオテンシンⅡ産生量の調節の解析、(4)アンジオテンシンⅡによる膝神経節細胞の神経活動(味覚情報伝達)の調節の解析、(5)ヒトの生活習慣病における味覚異常の原因の探求である。
|
研究成果の概要 |
我々はラットの膝神経節のレニン-アンジオテンシン系遺伝子とアンジオテンシンⅡ受容体遺伝子の発現量の変化を調べた。これらの遺伝子の発現量は発育にともなって変化した。一部の遺伝子の発現量の発育にともなう変化は膝神経節に特有であった。またこれらの遺伝子の発現量は水分摂取制限、塩分摂取制限、タンパク質摂取制限、糖尿病にともなって上昇あるいは低下した。これらの結果は膝神経節でレニン-アンジオテンシン系が中枢に伝達される味覚情報を調節している可能性を示す。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
味覚は味覚嗜好性や食欲の形成を通じて摂食行動に関与する。したがって体内の栄養状態に応じた味覚情報伝達の調節メカニズムを解明する本研究は栄養状態に応じた摂食制御メカニズムの理解を深め、高齢者の摂食機能の低下や食欲不振による身体の衰えの予防、あるいは偏食や過食による生活習慣病の予防や改善につながることで健康寿命の延伸に貢献できると考えられる。
|