研究課題/領域番号 |
20K11592
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分59040:栄養学および健康科学関連
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
松尾 道憲 京都女子大学, 家政学部, 教授 (00335308)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | ビタミン / 輸送 / トランスポーター / ビタミン輸送 / ABCトランスポーター |
研究開始時の研究の概要 |
未だに未解明なビタミン輸送の分子機構を明らかにすることを目的として以下の研究を行う。 1) 未同定のビタミントランスポータータンパク質を明らかにする。 2) それぞれのトランスポーターのビタミン輸送機構を明らかにする。 3) それぞれのトランスポーターによるビタミン輸送の制御を明らかにする。 複数のトランスポーターがビタミンB12, A, D, E, Kの輸送に働く可能性が高い。申請者が既に同定したトランスポーターの他にもトランスポーターを同定し、ビタミン吸収の分子機構と制御も明らかにする。研究成果は、ビタミンの効率的な吸収を可能にする食品、健康食品の開発や食生活の提案への応用も期待される。
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研究成果の概要 |
ビタミンの膜輸送を担うタンパク質の全体像を明らかにすることを目的として実験を行い、精製したNPC1L1のN末端がビタミンKと結合することを示し、ABCG5/ABCG8がビタミンKを輸送することを示した。さらに、ビタミンEの細胞内輸送に関わるα-TTPがABCG5/ABCG8と相互作用することを示唆した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ビタミンKの排出トランスポーターを世界で初めて同定した。また、その他のビタミントランスポーターについても手掛かりを得て、輸送の実態が明らかとなった。研究成果は、ビタミンの効率的な吸収を可能にする食品、健康食品の開発や食生活の提案への応用も期待される。
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