研究課題/領域番号 |
20K12097
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
大川内 隆朗 日本大学, 文理学部, 准教授 (70548370)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | プログラミング教育 / システム開発 / 可視化 / フローチャート / 情報教育 / プログラミング学習 |
研究開始時の研究の概要 |
従来のプログラミング指導においては、教員は学生が作成してきたプログラミングの完成物を見て指導を行うことが多く、作成している最中の様子を把握することができなかった。そこで本研究では、学生がプログラミングを行っている最中の様子を記録し、ハイライト再生することのできるシステムの開発を行う。本システムの実現により、教員の指導は、学生のプログラムの完成物のみではなく、どのあたりでつまづいていたのかなどの過程に着目した指導を行うことができるようになる。
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研究成果の概要 |
本研究では、プログラミング教育の支援を行うために、主に二つの機能の実装を行った。一点目は、学習者のプログラミング過程を記録し、教員がダイジェスト再生し視聴することのできる機能である。同機能により、教員が学生のコーディングについて効率よく指導することが可能となった。二点目は、学習者が書いたプログラム・コードについて自動的にフローチャートを作成し可視化することのできる機能である。同機能により、学習者自身が、コーディングをしながらアルゴリズムをより意識できるようになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究ではプログラミング教育に関する支援を実現するシステムの開発を行った。大学等の学校教育におけるプログラミングの授業では、学生が作成し提出するプログラムの成果物を教員がチェックして指導を行うことが多く、作成過程での指導を行うことが困難である。 本提案システムにおいては、学生がプログラミングを行っている様子を常に記録し、ダイジェスト再生する機能の実装を行った。これにより、教員は各学生がどこで躓いているのか、どのあたりの理解が足りないのか、といったことを個別に効率良く把握することが可能となった。
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