研究課題/領域番号 |
20K12100
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分62030:学習支援システム関連
|
研究機関 | 大阪工業大学 |
研究代表者 |
越智 徹 大阪工業大学, 情報センター, 講師 (10352048)
|
研究分担者 |
倉本 充子 広島国際大学, 薬学部, 教授 (20352031)
出木原 裕順 広島修道大学, 経済科学部, 教授 (50341235)
倉橋 農 大阪大学, サイバーメディアセンター, 招へい研究員 (70769447)
今井 正文 豊橋創造大学, 経営学部, 教授 (90300219)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 入力様態 / 入力インタフェース / 視線 / インターフェイス / 入力インターフェイス / フリック入力 / 動作様態 / インタフェース / タッチタイピング / 情報教育 / スマートフォン |
研究開始時の研究の概要 |
本研究において、3年間にPCとスマートフォンそれぞれの入力様態調査のためのプログラムとデバイスを開発し、実験を行う。1年次に主たる開発と計測を試行し、2年次に評価および改良を行う。 実験では、共同研究者の所属大学の分野が異なるため、文系、情報系、また児童といった様々な被験者が期待される。この研究を通じ、特に近年の若年層がどのような入力様態によって多デバイスを使用しているのかを、多角的なデータを取得・分析することで明らかにする。
|
研究成果の概要 |
本研究において、研究目的は「手指の動作や視線の移動といった入力時の動作様態(Motion tracking data)と、入力の結果を包括的かつ低コストに収集する汎用的な手法を提案する」である。研究期間において、安価で一般的なWebカメラとライブラリMediaPipeを使用し、従来のセンサと比較すると非常に安価に入力様態をキャプチャ可能にした。本研究の成果は、査読付き国際学会や英文紀要誌に掲載された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、各種デバイスを用いた入力手法の多角的かつ量的なデータを収集・評価するための低コストで、かつ、情報分野専門外の研究者らも活用できる手法を確立し、その応用方法を提案することを目的とする。デバイスによる入力の結果に加え、先行例の希少な手指の動作や視線の移動といった動作様態のデータを、低コストに収集する環境を構築する。 これらのデータを収集する専用のセンサは100万円程度するため、気軽に導入することができなかったが、本研究が提案するシステムでは、安価なWebカメラとオープンソースライブラリによって、低価格でシステム構築が可能となった。
|