研究課題/領域番号 |
20K12375
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
加藤 久典 中央大学, 総合政策学部, 教授 (70621853)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | イスラーム / テロリズム / 非過激化プログラム / インドネシア / 更生プログラム / 非過激化 / LGBT |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、世界最多のムスリム(イスラーム教徒)を抱えるインドネシアにおいて、2000年以降に起きたテロリズムに関与して逮捕され服役したいわゆるテロリストに対する「非過激化プログラム」に焦点を当て、その有効性や参加者の変化を明らかにすることを目的とする。「非過激派プログラム」は政府主導のもの、民間機関(NGO)主導のもの、個人で実施されているものなど多岐にわたっている。これらの種類や形態、実施の実態を明らかにし、過激派ムスリムの参加状況をはじめ、その宗教的態度や考え方にどのような変化が起きたのかについて調査する。
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研究実績の概要 |
2023年3月及び8月、12月にインドネシア共和国のジャカルタ、ソロ、スラバヤなどにおいて現在服役中のテロ実行犯、釈放後のテロ実行犯及び関係者と面会し、非過激化プログラムとのかかわりについて聞き取りを行う。
又、非過激化プログラムを実践する民間団体の代表者にも聞き取りを行い、現在の問題点や今後の課題、元テロリスト立の現状について客観的な女王を収集した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナ禍において現地調査が遅れていたが、2023年度は数回渡航することができたので、遅れは取り戻しつつある。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度を完成としているので、テロ実行犯の現在の状況を包括的にまとめ、社会活動の復帰や社会の彼らに対する受容度を現地調査で明らかにしたい。
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