• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

アセアン共同体の制度構築と空間政策の再編

研究課題

研究課題/領域番号 20K12382
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分80010:地域研究関連
研究機関立命館大学

研究代表者

生田 真人  立命館大学, 文学部, 教授 (40137021)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
キーワードアセアン経済共同体 / 拡大メコン圏 / 空間政策 / 国境経済 / 経済回廊 / 地域統合 / 首都移転 / SIJORI / 空間計画 / 経済回廊計画 / 航空交通 / 国内制度改革 / 国家空間計画 / 空間計画省 / 首都機能移転 / 成長の三角地帯 / マレーシアプラン / リースケーリング / 中国 / 大陸部 / 島嶼部 / 都市化 / アセアン共同体 / 地域政策
研究開始時の研究の概要

東南アジアでは現在、アセアン共同体という新たな組織が形成されて産業経済の開発が進展している。この時、地域間の格差是正を主目的とする地域政策とそれから都市・農村政策とを統合した空間政策が重要になる。日本では同様の政策を国土政策と呼称しているためにやや理解しにくいのだが、各国の空間政策は共同体の形成とも複雑に連関している。
東南アジアの大陸部と島嶼部の2地域間の空間政策の相違点と課題とを明確化した上で、本研究は大陸部と島嶼部が統合的に発展するための空間開発目標の設定とその実現に向けた方策を追求する。

研究成果の概要

本研究は、東南アジアにおける地域統合の進展と課題について特に空間政策に注目して考察した。日本国内では空間政策という用語は使用されず、これに代わって国土政策と表現されている。本研究では、こうした用語法の内外における相違についての検討から始めた。
東南アジアの大陸部ではアジア開発銀行が主導する拡大メコン圏が形成されつつある。他方の島嶼部では小規模な国際協力が進展するのみで、空間政策の中心は国内諸地域の開発にある。2地域間の統合強化を実現するためには、ASEAN全域を対象とする空間政策と空間計画の拡充が必要である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

地域に関する政策用語である空間政策と国土政策の国内外における用語法の不一致を指摘した。国際協力や国際交流を推進する上でも用語法は、国際的にも統一された使用が求められる。
ASEAN共同体の拡充は、日本にも多様な影響を与える。本研究は、その中で最も進展している経済共同体について検討し、今後の空間計画上の課題を指摘した。この考察は、東南アジアの大陸部と島嶼部を含む全域的な都市および地域開発の現状を把握し、その政策上の課題をより深く理解することを目的としている。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2021 2020

すべて 雑誌論文 (1件) (うちオープンアクセス 1件) 図書 (1件)

  • [雑誌論文] 東南アジアの島嶼部における空間政策の課題ーマレーシアとインドネシアの比較考察ー2021

    • 著者名/発表者名
      生田真人
    • 雑誌名

      立命館文学

      巻: 674

    • NAID

      40022714727

    • 関連する報告書
      2021 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [図書] 拡大メコン圏の経済地理学2020

    • 著者名/発表者名
      生田 真人
    • 総ページ数
      354
    • 出版者
      ミネルヴァ書房
    • ISBN
      9784623089444
    • 関連する報告書
      2020 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi