研究課題/領域番号 |
20K12426
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
荒川 雅志 琉球大学, 国際地域創造学部, 教授 (70423738)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | ウェルネス / ウェルネスツーリズム / ウェルビーイング / ウェルネス産業 / スパツーリズム / ヘルスケア / well-being / wellness tourism / ヘルスツーリズム / スパ / 温泉 / 健康経営 / 海洋療法 |
研究開始時の研究の概要 |
ウェルネスツーリズムは、世界中で6億9,000万人が参加、全世界旅行収入の15.6%を占める最も成長著しい観光形態であるが、日本ではニューツーリズムに位置づけられ近年ようやく認知されつつあり、その体系的整理や根拠に基づく学術基盤は脆弱である。 我が国で先駆的にウェルネスツーリズムの産官学連携研究を進めてきた申請者の先行研究をもとに本研究では、ウェルネスツーリズムプログラムのエビデンステーブル構築、日本型ウェルネスツーリズムのモニターツアー検証、アジア日本のウェルネスツーリズム分類・モデル提示を行い、アジア、日本のウェルネスツーリズムの学術基盤構築を実施する。
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研究成果の概要 |
観光分野研究者、観光関連機関からの定義が主で、目的、行為の説明に主眼が置かれていたウェルネスツーリズムの定義に対し、本研究ではウェルネスツーリズムはウェルネス産業と観光産業の2つの大きく成長する産業を掛け合わせて相乗効果を発揮する融合分野(荒川,2023)と解釈し、ある観光形態の呼称ではなくウェルネス(輝く人生への様々なアクション)をメニュー、プログラムとして旅行・滞在を通して提供しウェルビーイング(よりよい状態)へ導く総称である新しいアフターコロナのウェルネスツーリズムの定義を確立した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ウェルネス産業の視点からのウェルネスツーリズムに関する明確な定義がこれまで存在していなかった。欧米中心からアジアの時代における新しい視点から、コロナを経た世界、社会、価値観の一大転換期として、新しい時代のウェルネスツーリズムを日本から発信していくことは大きな意義があると考えられた。
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