研究課題/領域番号 |
20K12440
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 横浜商科大学 |
研究代表者 |
竹田 育広 横浜商科大学, 商学部, 教授 (60329068)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2020年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
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キーワード | 屋外遊園地 / 価値創造 / ビジネスモデル / 観光資源 / 地域活性化 / 地域の回遊性向上 / 単純往復型 / 先行回遊型 / 相互回遊型 / 後行回遊型 / 域内回遊移動調査 / 観光移動とアクセス交通 / 貨客混載周遊バス / 遊園地の概念発展 / コロナ禍の遊園地の価値 / 観光移動とアクセス手段 / 域内回遊移動状況 / オンライン化が実質的に困難 / 団体客、外国人客の大幅減少 / 日本人の個人客利用促進 / 遊園地の既成概念を超える / 売上下位 / 地方中小都市 / 比較研究 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は「屋外遊園地はどうやって生き残っていけばよいのか」という問いに対して、一般的な経営・マーケティングの手法である「市場分類」「外部環境変化」「ビジネスモデル」「市場開発と価値創造に向けた戦略」の分析を行う。分析の対象とする屋外遊園地は、売上下位、かつ地方中小都市に立地する5市町村の施設である。本研究は、これまで研究の対象となってこなかった売上下位、地方中小都市の施設に対して、基本的なマーケティング戦略、経営戦略の分析ツールを用いて分析することに独自性がある。本研究による研究成果は地方の屋外遊園地の新たな成長モデルを提示するとともに、遊園地経営理論の一般化に貢献することを目指すものである。
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研究成果の概要 |
本研究は、5つの地方都市の遊園地を対象に「屋外遊園地はどうやって生き残っていけばよいのか」という問いに取り組んだ。3年間の研究は、コロナ禍で進めていくこととなった。しかし、本研究の調査対象施設(遊園地)は、厳しい環境に置かれているものの独自の工夫で難局を乗り切った。本研究はその過程を共にし、その研究成果を次の4点に整理する。すなわち(1)学術的成果としての遊園地の今後の成長を分析するための遊園地利用者の回遊行動パターンモデルの作成、(2)ビジネスマッチング、(3)実証実験、(4)オーバーツーリズム対策および観光プロモーションである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
屋外遊園地の経営・マーケティングを体系的にまとめた研究成果が少ないことから、本研究がその貢献に寄与するものと考える。あわせて、地方の屋外遊園地を研究することの社会的意義は、地域経済の維持・発展および地域での健全な暮らしにとって遊園地施設は欠かせないという点にある。
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