研究課題/領域番号 |
20K12445
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分80020:観光学関連
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研究機関 | 広島修道大学 |
研究代表者 |
金 徳謙 広島修道大学, 商学部, 教授 (20366925)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | Massive data / Web Scraping / GIS / Textmining / ウェブスクレイピング / 空間分析 / 時系列分析 / 観光による地域への影響 / 島嶼観光 / 観光振興 / Webスクレイピング / Massive Data / テキストマイニング / 空間分析(GIS) |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、香川県と岡山県の島しょ部を中心に、2010年、2013年、2016年、2019年と3年に1回開催されている瀬戸内国際芸術祭(以下、瀬戸芸)をとりあげ、観光者の写真撮影行動及びレビューの書き込み行動に着目し、観光者が撮影しSNSにアップロードした大量の写真、いわゆる画像ビッグデータ(2010年から2019年までの10年間)及び対象観光地の全てのレビュー(評価や口コミ)に関する文字データを収集し、空間的視点から時系列にGISによる空間分析を行い、観光行動の範囲の拡大とそれによる地域への影響の解明を試みるものである。
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研究成果の概要 |
本研究の成果は次のとおりである。 1つ目に、大型イベントの持続的な開催は空間効果が大きく、効果は長く続くことを確認できたことがあげられる。2つ目に、分析に用いたGISスキルの解説書2冊の執筆につながったことがあげられる。3つ目に、データ収集に必要なコードの公開と論文掲載ができたことがあげられる。一方、画像分析では掲載画像の偏りが激しく一般化には課題が残った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
観光研究においては、空間分析および定量分析、とくに膨大な量のデータの収集と分析を用いることで、研究範囲の拡大や研究手法の広がりに貢献できたものといえる。また、社会的には、本研究に用いた手法をもとにしたGIS解説書を2冊執筆し、社会への貢献にもつながったといえる。
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