研究課題/領域番号 |
20K12545
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
安田 孝美 名古屋大学, 情報学研究科, 教授 (60183977)
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研究分担者 |
浦田 真由 名古屋大学, 情報学研究科, 准教授 (70634947)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 画像認識技術 / 観光施策 / 観光客属性 / データ分析 / データ利活用 / AIカメラ / 観光まちづくり / 産学官民連携 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では,飛騨高山の観光地に画像認識技術(画像による人物像分析システムおよび車両ナンバー認識システム)を応用し,観光客の属性データを収集・分析し,分析結果を市の観光課や地元観光事業者等に活用してもらうためのアプリケーションを開発することで,データ分析に基づく観光マーケティングを実践できるようにする。主に,画像認識システムを用いた観光客属性データの収集と観光クラウド基盤の構築を行い,観光データを用いた分析・可視化ツールを開発し,観光マーケティングに活かすと共に,スマートフォンやスマートスピーカー等のアプリケーションを開発し,観光客誘致や地域活性化に繋がる観光施策への利活用を実現する。
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研究成果の概要 |
本研究は、観光地に画像認識技術(画像による人物像分析システムおよび車両ナンバー認識システム)を応用し、観光客の属性データを収集・分析することで、分析結果を市の観光施策等に活用してもらうための方法を検討し、観光地におけるデータ利活用モデルを構することを目的とした。岐阜県飛騨市および高山市を対象に「観光まちづくり」の視点を取り入れ、産学官民連携事業として収集データの分析や利活用に取り組んだ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
米国や中国など各国でスマートシティの実証実験や研究が進む中、日本は「デジタル田園都市国家構想」の実現に向けた検討が進められているが、地方での本格的なデジタル実装は今後の課題であり、地域事情に適した先進的なデジタル活用事例が必要とされている。産学官民連携によるデータ利活用に取り組んだ本取り組みは、内閣官房主催「冬のDigi田甲子園」において、審査員評価1位、総合ベスト8に入賞するなど、社会的意義が高い研究成果を残すことができた。
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