研究課題/領域番号 |
20K12563
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90020:図書館情報学および人文社会情報学関連
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研究機関 | 立教大学 |
研究代表者 |
松下 佳世 立教大学, 異文化コミュニケーション学部, 教授 (90746679)
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研究分担者 |
古川 典代 神戸松蔭女子学院大学, 文学部, 教授 (70411270)
吉田 理加 愛知県立大学, 外国語学部, 准教授 (20761951)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 通訳 / コーパス / 記者会見 / 中国語 / スペイン語 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、我が国の通訳研究の活性化ならびに、将来的なAI(人工知能)による自動通訳の精度向上を目的として、すでに構築済みの日本語と英語の間の大規模な通訳コーパス(JNPCコーパス)の対象言語を広げ、新たに日本語と中国語、日本語とスペイン語の間の通訳の対訳コーパスを構築し、サブコーパスとして加えるものである。構築したサブコーパスは、英中西の各言語を専門とする通訳研究者が応用研究に用いるほか、通訳の実技練習の教材や、自主学習用の素材として活用する。
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研究成果の概要 |
本研究は、令和2年度から令和4年度にかけて実施され、すでに構築済みの「通訳データベース(JNPCコーパス)」の対象言語を広げる形で新たに日本語と中国語、日本語とスペイン語の間の通訳の対訳コーパスを加えた。日中10件(同時通訳8件、逐次通訳2件)、日西11件(同時通訳6件、逐次通訳5件)が収録された。同コーパスは、「通訳データベース(JNPCコーパス)日中・日西サブコーパス」として、特定非営利活動法人 言語資源協会(GSK)を通じて令和5年4月に公開された。また、同コーパスを用いて日英、日中、日西の訳出を比較した研究成果の一部を国内外で口頭発表し、日本通訳翻訳学会の学会誌にも投稿した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、我が国の通訳研究の活性化ならびに、将来的なAI(人工知能)による自動通訳の精度向上を目的として、すでに構築済みの日本語と英語の間の大規模な通訳コーパス(JNPCコーパス)の対象言語を広げ、新たに日本語と中国語、日本語とスペイン語の間の通訳の対訳コーパスを構築し、サブコーパスとして加えるものである。構築したサブコーパスは、英中西の各言語を専門とする通訳研究者が応用研究に用いるほか、通訳の実技練習の教材や、自主学習用の素材として活用する。
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