研究課題/領域番号 |
20K12585
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90030:認知科学関連
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研究機関 | 滋慶医療科学大学 |
研究代表者 |
石松 一真 滋慶医療科学大学, 医療管理学研究科, 教授 (30399505)
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研究分担者 |
熊田 孝恒 京都大学, 情報学研究科, 教授 (70221942)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 認知的制御 / メタ認知 / 認知的加齢 / ヒューマンエラー / ミステイク / スリップ / 信頼性 |
研究開始時の研究の概要 |
日常生活を円滑に送るためには、意図に反した行為(誤り)を予防するとともに、誤りを素早く検出し、行為を柔軟に修正することが必要となる。近年、さまざまな機器の操作が自動制御システムに置き換えられる中で、自己の行為の結果を自己以外にも帰属し得る状況が増加してきた。本研究では、行為の意図と行為の結果との間に生じたミスマッチの原因を自己以外に帰属し得る状況において、自己の行為の誤りに気づかない現象が生じるメカニズムの解明を目指す。さらに加齢の影響を明らかにすることにより、高齢運転者のアクセルとブレーキの踏み間違い事故の問題への貢献をはじめ、超高齢社会のニーズに応えるための足掛かりとする。
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研究成果の概要 |
本研究では、自己の行為の誤りに気づかない現象が生じるメカニズムとその加齢変化を明らかにすることを目的とした。20歳から70歳までの成人94名を対象に、コミッション・エラー誘発課題(石松他, 2022)を用いた実験を行い、個人要因や課題要因の影響を検討した。個人要因として、課題成績や課題成績の自己評価に及ぼす年齢と個人特性の影響を検討した。課題要因として、課題難易度やフィードバックシステムの信頼性の違いによる影響を検討した。これらの成果を踏まえ、自己の行為の誤りに気づかない現象が生じるメカニズムの一端について考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、さまざまな機器の操作が自動制御システムに置き換えられる中で、自己の行為の結果を自己以外にも帰属し得る状況が増加してきた。行為の意図と行為の結果との間に生じたミスマッチの原因を自己以外に帰属し得る状況において、自己の行為の誤りに気づかない現象が生じるメカニズムの解明を目指した本研究の視点は、自己の行為の誤りに気づかない現象のメカニズムやその加齢の影響を明らかにするという学術的意義に加え、現在社会問題ともなっている高齢運転者のアクセルとブレーキの踏み間違い事故の問題への貢献をはじめ、超高齢社会のニーズに応えるための足掛かりとなることが期待される。
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