研究課題/領域番号 |
20K12647
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分90120:生体材料学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
南 一成 大阪大学, 医学系研究科, 特任准教授(常勤) (40362537)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 細胞凍結保存 / 再生医療 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者は幹細胞由来ヒト心筋細胞から拍動する凝集体組織を作製し、適切な凍結保護材と温度調節により、定説とは異なる、組織のスケールが大きくなるほど凍結後の細胞生存率が向上する現象を発見した。凍結組織は1~2mmの厚みであり、解凍後の生存率は80%を超えていた。そしてこの心筋組織の心拍数や波形パターン形状が、凍結前後で非常によく保存されていた。これは組織がその電気的機能パターンを保ったまま長期に凍結保存可能であることを示した最初の例である。この心筋組織に関わる低分子・ポリマーや細胞分化に関わる新規化合物をスクリーニングすることで、大スケール組織、ひいては臓器を凍結保存可能にする方法を開発する。
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