研究課題/領域番号 |
20K12951
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02030:英文学および英語圏文学関連
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研究機関 | 慶應義塾大学 (2021-2022) 筑波大学 (2020) |
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2022年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | アメリカ文学 / ユートピア / ディストピア / SF小説 / 冷戦期 / マルクス主義文学理論 / 新歴史主義 / Utopia / Science Fiction / Public Art / post-human / community / Slusser, George / Le Guin, Ursula / Robinson, Kim Stanley / science fiction / utopian / dystopia / catastrophe / labor / SF / Science fiction / Chinese / Utopia/dystopia / American Literature / Affect / ユトピア・ディストピア / 現代アメリカ文学 |
研究開始時の研究の概要 |
This research focuses on how the body has been portrayed in utopian and dystopian works in 20th- century American literature, combining insights from two subfields: utopian studies and affect theory.
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研究成果の概要 |
本研究は冷戦期のアメリカに現れたユートピア小説に新たな角度からアプローチすることである。特にこれらの作品が描く新しい種類の身体状態又は情動“affects”に焦点を当てることである。コロナ禍で当初の計画は変更となったが、研究過程で発見された新しい識見の結果として、焦点はシフトする。研究のカテゴリーの1つは、労働によって作成された身体状態であり、これはユートピア小説における、コミュニティの新理解に関する研究に繋がる。その結果として、アメリカの政治的左翼に対する冷戦の過程でコミュニティのアイデアがいかに変化したか、そしてユートピアのアイデアにどのように影響したかを解明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
簡潔に言えば、日本でアメリカ文学を研究することは、過去 150 年に渡り歴史が絡み合ってきたアジア太平洋における2つの大国間の相互理解の促進に役立つと考えられる。本研究では、ユートピア的なSF小説に焦点を当てることで、アメリカ文化において、重要な影響力のある側面としてのアメリカ大衆文化のより深い理解に役立った。
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