研究課題/領域番号 |
20K13074
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分02090:日本語教育関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
金 瑜眞 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 特任助教 (80824565)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 句末イントネーション / 韓国人日本語学習者 / 音声教育 / 日本語教育 / 発音評価能力 / 韓国人学習者 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、韓国人学習者の日本語発音において、イントネーション句の末尾に現れ、否定的な評価を受ける可能性がある「句末イントネーション」に焦点を当て、次の2つの課題を明らかにする。 (研究1)母語話者評価において、句末イントネーションが出現する発話場面や品詞が、発音評価に与える影響を調査することにより、優先的に指導が必要な発話場面及び品詞を明らかにし、指導の優先順位を検討する。 (研究2)研究1で実施した調査を韓国人学習者にも同様に実施し、韓国人学習者の句末イントネーションの発音に対する評価能力の実態及び発音指導における課題を示す。
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研究実績の概要 |
2023年度においては、昨年度に続き、関連分野における文献調査を行うとともに、韓国人日本語学習者の句末イントネーションに対する評価調査に使用する音声刺激をオンライン調査用に合わせ、編集作業を行った。調査協力者が遠隔でも回答でき、より多くの回答結果が得られるよう、Google formsなどを使用するオンライン調査に変更したことに合わせ、音声を繋げ、1つのまとまったファイルに編集する必要が出たことから、その編集作業を行った。2024年度は、本調査を実施するとともに、その結果を整理し、引き続き、論文の投稿や指導要領の作成に取り組む予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
当初予定していた調査計画がオンライン調査へと方法が変更になったことや、産休、育休により研究計画に変更が出たことから研究が遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
今後の研究の推進方策としては、本調査の結果を整理し論文の投稿や学会発表を行うとともに、日本語音声教育における句末イントネーションの指導要領をまとめることである。
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