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K.ポランニーの社会経済思想と労働者教育協会

研究課題

研究課題/領域番号 20K13465
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分07020:経済学説および経済思想関連
研究機関同志社大学

研究代表者

笠井 高人  同志社大学, 経済学部, 准教授 (90755422)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードポランニー / 労働者教育協会 / 亡命知識人 / カール・ポランニー / 成人教育 / 大戦間期 / イギリス
研究開始時の研究の概要

本研究は、20世紀の思想家であるカール・ポランニーの社会経済思想を明らかにする。とりわけ、1930年代を過ごしたイギリスでの資料を基に、主著『大転換』の形成過程を明らかにするとともに、労働者教育協会での活躍にも着目する。

研究成果の概要

本研究は、グローバルな市民の役割を論じたカール・ポランニーの社会経済思想の源流を、イギリス時代に執筆された新資料を用いることで明らかにすることを目的とした。これは、これまで看過されていた『大転換』を執筆する以前のイギリス時代の労働者教育協会(WEA)での活躍に着目し、ポランニーの思想がどのような人的・歴史的要因によって変化・発展したのかを探求することで明らかにできる。さらに、そこからグローバルな市民が中心的役割を担うことで人間の生存が充足されるという福祉思想を探った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

ポランニーのこれまで明らかにされてこなかった思想の一端を探究した。とりわけ、イギリス時代およびオーストリア時代は彼の思想の基礎を形作ったため、それを明らかにすることで、『大転換』などの著作では不明瞭であった彼の社会主義像をより鮮明化できる。今日、資本主義システムの発展とともに、それにうまく取り付けない人びとや社会が取りざたされる中で、ポランニーの思想は新たなオルタナティブを提示しうる。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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