研究課題/領域番号 |
20K13552
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07080:経営学関連
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
ウ アテイ 北見工業大学, 工学部, 准教授 (30821962)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 経営工学 / 個人差軽減 / 生産効率向上 / 職業性ストレス / 職務満足 / 離職軽減 / 人材力 / 人材力向上 / 生産性影響要因 / 満足度要因 / 生産効率 / 職業ストレス / 生産性 / 従業員満足度 / 離職率 |
研究開始時の研究の概要 |
人の労働力に頼る割合の大きい労働集約型作業における生産効率向上および生産性を確保するため、作業現場における人材力向上に対する対処方法が重要な課題となっている。人材力向上の主要な要因に関しては、作業者の適性、知識・経験及び作業員の満足度の個人差が挙げられる。本研究では、作業適性を評価する方法、作業教育支援方法を提案することと熟練作業者を含む作業員の満足度に影響する要因と職業性ストレス特徴を明らかにする。さらに離職率が最も高いサービス業における離職率に関わる作業員の職務満足要因及び職業性ストレスの事例調査を考察分析することによりサービス業に従事する職員の離職率低減に有効な施策を明確にする。
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研究成果の概要 |
本研究では、人の労働力に頼る割合の大きい労働集約型作業における生産効率向上および生産性を確保するため、作業現場における人材力向上関する対処方法を研究した。特に作業員が熟練作業者となった段階を測定し、熟練作業者を含む作業員の満足度に影響する要因を明らかにした。また、複数年度に渡り継続的な変化を調査・分析した。さらに離職率が最も高いサービス業(介護業)における離職率に関わる作業員の職務満足要因及び職業性ストレスの事例調査を考察分析することにより介護職作業者の離職率低減のための施策を明確にした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は作業者の適性の観点から作業適性の評価方法、および知識・経験の個人差の観点から知識・経験を強化するための作業教育支援方法を提案することにより、主要な要因による生産性の実績の不確実性を低減することにある。さらには作業員が離職に関わる職務満足要因を解明し、離職を低減するための施策の選定に生かすことができる。さらに、介護業界においては、体力的および精神的負担が大きく、バーンアウトの軽減を意識した雇用管理や介護業務ストレスに対する社会的支援の必要性があると指摘されている。介護職作業員の職務満足要因と職業性ストレスの特徴を明らかにすることで、介護職作業者の離職率を低減することができる。
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