研究課題/領域番号 |
20K13632
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分07090:商学関連
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研究機関 | 流通科学大学 |
研究代表者 |
羽藤 雅彦 流通科学大学, 商学部, 教授 (50756640)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ブランド / ブランド・リレーションシップ / ブランド・イメージ / ブランドとの同一化 / ブランドとの結びつき / マーケティング / 消費者行動 / 同一化 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、ブランド・イメージに着目して消費者とブランドとの関係性への理解を深めていく。そのなかで、様々あるブランド・イメージのなかでもどういった要素が特定の便益と強く結びついているのか、さらにはそれらの便益はいかにブランドとの関係性の強化に寄与するのかを解明する。ここでの発見はブランド研究のみならず、地域ブランド研究への応用も考えられ、企業のブランド管理や地域の活性化にも貢献することが期待できる。
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研究成果の概要 |
ブランド・イメージの包括的なレビューを通じてブランド・イメージとはどういった概念であるか、また、それはいかに測定されてきたのか、消費者の購買行動に対していかなる影響を及ぼすのかを整理することができた。その結果に基づき、ブランド・イメージが消費者に及ぼす影響を多角的に検討している。また、消費者とブランドとのイメージの一致度によって、新規の消費者を受容する度合いが異なるといった、ブランド研究でこれまであまり着目されてこなかったブランドが有する負の側面についても解明することができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的な意義は、ブランド・イメージの重要性を改めて強調し、これまで議論されてきたブランド・イメージ研究を整理した点である。その結果、先行研究における課題 (多義性・測定尺度の不安定性) を明確にすることができた。 また、消費者が有するイメージとブランドが有するそれとの一体感に注目し、その程度の高低によって、新規の消費者を受容する態度に変化が見られることも明らかにしている。
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