研究課題/領域番号 |
20K13825
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022-2023) 大阪府立大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
巽 真理子 大阪公立大学, 研究推進機構, 客員准教授 (00781650)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 父親の子育て / 世代間格差 / ジェンダー規範 / 家庭科共修 / 共働きの増加 / 男らしさ規範 |
研究開始時の研究の概要 |
男性のジェンダー規範とその世代間格差を明らかにするために、20代~50代の子どもがいる男性会社員・公務員を対象としたジェンダー意識調査を行う。調査では、初年度(2020年度)に量的調査(Webアンケート)によって各世代の特徴を明らかにした上で、2年度目(2021年度)に質的調査(インタビュー)によって個別のジェンダー規範を考察する。 この研究成果は、国内外の学会大会にて発表し、論文にして学術誌に投稿するほか、成果報告書を作成して父親支援をしている行政や企業へ配布し、本研究のホームページに掲載する。また、最終年度(2023年度)には、国内学会で「父親支援のテーマセッション」を企画・運営する。
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研究実績の概要 |
本研究では、企業等で働く男性の「父親の子育て」に関わるジェンダー規範について、世代別に考察する。 今年度は、研究成果の発表準備として、これまでに行った会社員および公務員の男性を対象としたwebアンケート調査およびインタビュー調査のデータ整理を行った。 昨年度のインタビュー調査では30代と50代の男性を対象に実施したが、本研究の目的である男性がもつジェンダー規範の世代の違いを明らかにするためには追加調査が必要だと考え、新たな調査計画について検討した。その結果、調査対象者を乳幼児を子育て中の若手男性に絞った計画を立て、調査対象者のリクルートを始めた。 研究成果の一部を、国際学会(XX ISA World Congress of Sociology)にて発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当初計画していた調査は計画通り進められたが、インタビュー調査の追加が必要となっため。
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今後の研究の推進方策 |
インタビュー調査の対象者を乳幼児を子育て中の若手男性に限定した追加の調査を行う。そのデータは、これまでの調査データと合わせて分析し、学会大会や研究室ウェブサイト、学会誌などで積極的に研究成果の発表をしていく。
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