研究課題/領域番号 |
20K13826
|
研究種目 |
若手研究
|
配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分08030:家政学および生活科学関連
|
研究機関 | 愛知東邦大学 (2022) 高知県立大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
三好 弥生 愛知東邦大学, 人間健康学部, 教授 (60388072)
|
研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2022年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2021年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
|
キーワード | 食事介護 / 食事ケアモデル / 食事摂取困難 / 看取り介護 / 終末期に至る要介護高齢者 / 介護職 / 要介護高齢者 / 有用性 / 特別養護老人ホーム |
研究開始時の研究の概要 |
要介護高齢者の終末期においては、経口摂取が難しくなっていくことが多いと知られている。しかし、どのように食事摂取が困難となっているのか、その詳細は明らかになっておらず、そのケアモデルもない。そこで、これまで食事摂取困難の評価方法を設定し、その特徴から類型案を作成して公表してきた。本研究では、これまでの研究をもとに構築した食事ケアモデルの実用性を向上させるため、実際の介護福祉現場においてこの有用性を検証する。
|
研究実績の概要 |
本研究では、「終末期に至る要介護高齢者の食事摂取困難に対する食事ケアモデル」の有用性を検証し、信頼性を高め洗練化することを目的としている。そのため、重度要介護高齢者が生活する高齢者介護施設での検証が必須であると考えており、調査は令和2年度~4年度を予定していた。しかし、この間絶えず新型コロナ感染症の拡大が繰り返され、高齢者介護施設においてもクラスターが多発する状況での実証調査は実施困難であった。そこで、研究2年目には、一部計画を変更してアンケート調査を実施したものの十分な結果を得ることができなかった。 研究は停止せざるを得ない状況となっているが、2023年5月ようやく新型コロナ感染症は「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げられた。これによって、実証調査の可能性が出てきたため、令和5年度1年間の延長申請をすることとした。
|
現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
研究3年目で研究最終年度となった令和4年度も、新型コロナ感染の拡大により、高齢者介護施設における実証調査の実施は困難であった。
|
今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症は5類に引き下げられたものの、高齢者施設における感染症対応は慎重にならざるを得ない状況に変わりない。感染状況を見極め、調査先の負担を考慮して実証調査を進めたい。
|