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社会的相互作用の発達の観点による言語語用面の弱さに対する指導法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 20K13936
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分09030:子ども学および保育学関連
研究機関北里大学

研究代表者

水戸 陽子  北里大学, 医療衛生学部, 助教 (70721984)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2025-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
キーワード言語発達 / 社会的相互作用 / 縦断的調査 / 語用 / 発達
研究開始時の研究の概要

言語の適切な使用(語用)は、言語発達のその他の領域(形式、内容)の発達とともに 社会的相互作用の発達が不可欠である。社会的相互作用の弱さは早期に発見されやすいが、語用面の問題が顕在化するのは、ある程度の言語知識が培われ会話が可能になった幼児後期や学童期である。語用の問題に対し効果のある言語指導をするためには、社会的相互作用へのアプローチも必要だが、語用の問題が顕在化した幼児後期では介入が遅いジレンマがある。
本研究では、言語の語用面の弱さに対する効果的な言語指導の開発を目的として、乳児期から幼児前期にかけて、語用面の発達の基盤となる社会的相互作用の発達と語用面を含めた言語発達との関連を調査する。

研究実績の概要

本研究は、言語の語用の問題に対する効果的な指導方法を検討するための基礎データとして、まず乳児期から幼児期にかけて、社会的相互作用の発達と語用面を含めた言語発達との関連について縦断的調査を行う。0歳3ヵ月~6歳11ヵ月の乳幼児とその保護者を対象とする。機縁法により研究責任者および研究協力者の知り合いから研究参加者を募り、同意が得られた方とそのお子様を対象とする。調査内容は以下のとおりである。[0~1歳児]乳幼児コミュニケーション発達質問紙(進藤美津子, 2013)、子どもと保護者の遊び場面の動画撮影・音声録音[2歳児]対人コミュニケーション質問紙(Social CommunicationQuestionnaire日本版:SCQ)、子どもと保護者の遊び場面の動画撮影・音声録音[3~5歳児]SM社会生活能力検査、対人コミュニケーション質問紙、子どものコミュニケーション・チェックリスト(The Children's Communication Checklist-Second Edition:日本版
2020年度は、感染症対策等に伴う研究計画の変更を行い、北里大学医療衛生学部研究倫理審査の承認を受けた。研究参加者の募集を行い、3名の縦断的調査を開始した。
2021年度は、研究参加者が3名増え、延べ6名の縦断的調査を行っている。
2022年度は、前年度より引き続き、縦断的調査を実施し、データを収集している。
2023年度は、前年度より引き続き、縦断的調査を実施し、データを収集とともに分析を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

低年齢の乳幼児を対象にしてるため、調査時期が体調の変化に左右されることがあり、若干の遅れが生じた。

今後の研究の推進方策

質問紙や遊び場面の録画・録音のための据置き型ビデオカメラ、ICレコーダを郵送することで、縦断的調査を継続する。感染症の状況に留意しつつ、必要に応じて、研究者が所属する施設での調査を実施することで、郵送によって得られたデータの確認を行う。
データの入力と分析を進める。

報告書

(4件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-12-25  

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