研究課題/領域番号 |
20K13938
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09030:子ども学および保育学関連
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
青木 賀津子 日本女子大学, 家政学部, 研究員 (00829351)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 低年齢児保育環境整備状況 / 保育施設 / 乳児 / 空間構成 / 教育的視点 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究の目的は、早急な施設整備で保育の質が問われる0・1歳児の保育環境において、保育・教育の質を確保していくために、設計者が参照すべき「教育的視点」を踏まえた0・1歳児の保育空間・環境づくりの指針を具体的に示すことである。「教育」をIQや学業達成に繋がる学びではなく、「社会情動的(非認知)スキル」と捉えて建築的観点から検討し、特に0・1歳頃より発達が始まる「情緒的関係の構築」と「主体性の確立」の2つの視点に着目する。様々な保育・教育思想の実践理論を対象とし、基礎資料の分析や施設調査から、乳児期の教育的環境を創造するための多様なケース・スタディを提案し、指針の整備にまで研究を発展・展開する。
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研究実績の概要 |
新型コロナウィルス感染症の影響により、実施を予定していた国内外での施設調査が困難となったことに加え、2022年8月末まで育児休業を取得したため、国内外での施設調査を延期し、主に研究対象とした4つの教育思想(モンテッソーリ教育、ハンガリーの保育実践、レッジョ・アプローチ、テ・ファーリキ)の文献・基礎資料の収集・分析を前年度に続き、実施した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症の流行により、保育施設での調査が困難となったため。併せて、2022年8月末まで育児休業を取得したため、研究の進捗はやや遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
文献・基礎資料の分析から相応しいと思われる、国内のレッジョ・アプローチ、モンテッソーリ教育実践園での乳児室での行動調査を実施する。
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