研究課題/領域番号 |
20K14112
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
田邊 純 千葉大学, 教育学部, 助教 (40800636)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | ものづくり / 材料と加工 / 木材材料 / 木材加工 / 木材性質 / STEM教育 / STEAM教育 / 科学教育 / ものづくり教育 / 林産教育 / 材質変動 |
研究開始時の研究の概要 |
中学校技術分野の木材加工学習は,ものづくり敎育としてのポテンシャルを有するが,更なる検討の余地がある。本研究では,ものづくりの企画・実現力を高めたSTEAM木材加工学習を実現することを目的に,材料の選択および加工技能の習得に焦点をあて,思考を伴う課題解決を経験できる教育プログラムの開発・評価を行う。木材の性質の樹種間の違いの学習による,生徒の論理的思考,調査・企画力の養成および生徒自らの工夫による成功体験の導きと自己効力感および自己肯定感の獲得の有効性を検討する。
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研究成果の概要 |
本研究では,ものづくりの企画・実現力を高めたSTEAM木材加工学習を実現することを目的に,材料の選択および加工技能の習得に焦点をあて,思考を伴う課題解決を経験できる教育プログラムの開発・検討を行った。複数樹種を用いた繰り返しを伴う木材加工教材を実践し,樹種および技能に関する気づきの変化を明らかにした。樹種による材質の違いと最終製品の品質とを架橋する授業を実践し,有効性と課題を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,木材加工学習のSTEAM教材としての立ち位置を明確化すべく,ものづくり,材料選択,加工技能の3点に焦点をあて教育プログラムを検討した。樹種間の木材性質の多様性やその経験しやすさは,ものづくりの実現力を高めるための経験に有効であると思われた。
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