研究課題/領域番号 |
20K14189
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 弘前大学 (2022-2023) 青森県立保健大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
岡田 敦史 弘前大学, 保健学研究科, 准教授 (20720197)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | フォーカシング的態度 / 感覚・身体部位イメージ / アレキシサイミア / 実験的研究 / 感覚モダリティ / 身体感覚増幅 / 感情モダリティ / アレキサイミア |
研究開始時の研究の概要 |
感情体験(感情イメージ)は,身体感覚や身体部位と密接に関連を持っている。これまでに,モダリティ・デファレンシャル(MD)法とボディイメージ・ロケーション(BIL)尺度を用いることで,感情イメージと感覚・身体部位イメージ関連性について定量的に把握できることが示された。また,心身症と関連が深いアレキシサイミアや身体感覚増幅,及び精神的健康を増進するフォーカシング的態度などの個人特性が関連性に強く影響を及ぼすことが明らかになってきた。 そこで,フォーカシング的態度を教示することで,感情と感覚・身体部位のイメージの関連性に変容が起きるのか,実験的に検討することが目的である。
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研究実績の概要 |
感情体験(感情イメージ)は,身体感覚や身体部位と密接に関連を持っている。これまでに,モダリティ・デファレンシャル(MD)法とボディ イメージ・ロケー ション(BIL)尺度を用いることで,感情イメージと感覚・身体部位イメージ関連性について定量的に把握できることが示され た。また,心身症と関連が深いアレ キシサイミアや身体感覚増幅,及び精神的健康を増進するフォーカシング的態度などの個人特性が関連性に 強く影響を及ぼすことが明らかになってきた。 そこで,フォーカシング的態度を教示することで,感情と感覚・身体部位のイメージの関連性に変容が起きるのか,実験的に検討する。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
所属大学の異動のため、様々な研究環境が大きく変化したため。 コロナウィルス流行により、実験協力者を募ることができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
具体的には,フォーカシング的態度(FA)習得群と統制群の比較検討を行い,FA習得による感覚モダリティ・身体部位イメージの関連性の変化を検討する。FA習得 群では ,これらのイメージ関連性が変化することが予想されるため,イメージ関連度の変化を測定することを目的にモダリティ・デファレンシャル(MD) 法とボ ディイメージ・ロケーション(BIL)尺度を用い,感情と感覚・身体部位イメージ関連性の変化を測定する。そして,FA習得がアレキシ サイミアなどの心身症と関 連が深い個人特性の変容を促進するかどうか検証する。
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