研究課題
若手研究
人が「安心・癒やし」のために用いる対象・方法を探るために,Webによる大規模調査,機械学習,そして認知実験・生理指標による検討を行う。研究1,2では回復につながる「安心・癒やし」を得るために,私達はどのようなものを用いるのかを探索的に調査し,研究3ではそれらはどのように用いられるのか,どの程度の効果をもつのかを認知実験及び生理指標の計測によって明らかにする。
本年度は,本務や様々な事情により研究をうまく進めることができなかった。前半期は大規模国際研究に参加し,調査項目の翻訳,作成や実施を行うことができた。後半期はレジリエンスに関するワークショップを実施し,レジリエンスの教育効果を検討することができた。しかしながら,これはまだ成果として発表には至らず,今後学会発表や論文にまとめる予定である。
4: 遅れている
本年度は計画がうまく進まず,遅れている。特に,成果発表につながる研究ができず,中途半端なまま終わってしまった印象である。計画を修正し,可能な限り改善して進めていく予定である。
方法があまり良くなく,改善が必要だと思われる。まずは,データ取得前にプレレジストレーションを行い,方法の査読を受ける必要があるだろう。具体的にはパーソナリティ研究の事前登録制度を利用し,採択を受けてからデータを取得する。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 4件、 査読あり 4件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 図書 (1件)
Nature Human Behaviour
巻: 5 号: 8 ページ: 1089-1110
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巻: -