研究課題/領域番号 |
20K14233
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 松蔭大学 |
研究代表者 |
水本 深喜 松蔭大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (70774347)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | 周産期 / メンタルヘルス / 産後うつ / 男性 / 夫婦関係 / 妊娠期 / 産後 / 夫婦ペアデータ / 縦断研究 |
研究開始時の研究の概要 |
周産期の女性とは異なり,男性は妻の周産期に心理的問題を抱えていても,気づかれず支援に繋がりにくいという現状がある。子どもを迎えた(迎える)男性にメンタルヘルス不調があり,これが女性のメンタルヘルスにも少なからず影響をおよぼすプロセスが明らかになることで,男性の産後うつへの予防的対応や早期介入を促し,夫婦相互作用でのメンタルヘルスの悪化を防ぐことができるだろう。本研究では,周産期の妻を持つ男性のメンタルヘルス不調に焦点を当て,周産期にある夫婦に質問紙調査およびインタビュー調査を行い,周産期の妻を持つ男性のメンタルヘルス不調の生起から解消までのプロセスモデルを,夫婦の相互作用も含めて作成する。
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研究実績の概要 |
本研究は,周産期の妻を持つ男性のメンタルヘルス不調に焦点を当て,周産期にある夫婦に 質問紙調査およびインタビュー調査を行い,周産期の妻を持つ男 性のメンタルヘルス不調の生起から解消までのプロセスモデルを,夫婦の相互作用も含めて作成しようとするものである。 夫婦夫婦夫婦相互作用でのメンタルへルス不調の生起・解消モデルを作成するためには,夫婦ペアデータを周産期を通じて複数回得る縦断調査が必要である。また,質問紙調査を実施するだけではなくこれに面接調査を加える質的・量的ミックス法をとることにより,そのプロセスのメカニズムを解明することができる。女性のみでなく男性の産後うつの存在が指摘されている昨今,その生起・解消のプロセスモデルが明らかになることは,周産期支援に寄与し,周産期夫婦のメンタルヘルスの改善,より良い夫婦関係,子どもの健常な発達に繋がると期待される。 周産期夫婦に対する質問紙調査および面接調査は,妊娠中期,産後1か月,産後3か月,産後6か月,産後1年の5回にわたり,ペアで縦断的に実施している。質問紙調査はEPDS,WHO,MIBS,PSI-SF,夫婦関係尺度からなる。 本年度は,昨年度に続き,周産期にある夫婦に質問紙調査および面接調査を縦断的に実施した。得られたデータを中間分析して周産期にある男女が抱える困難とそれをいかに乗り越えているのかについてまとめた結果を,第18回日本周産期メンタルヘルス学会学術集会(2022年11月)および日本発達心理学会第34回大会(2023年3月)で発表した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
面接調査協力者募集に苦戦しているが,着実に研究を進めている。
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今後の研究の推進方策 |
今後はさらに面接調査およびアンケート調査を進め,研究成果を発表する。
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