研究課題/領域番号 |
20K14237
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分10030:臨床心理学関連
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研究機関 | 愛知みずほ大学 (2022) 大阪商業大学 (2020-2021) |
研究代表者 |
木戸 盛年 愛知みずほ大学, 人間科学部, 講師 (30642748)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2023年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2022年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2021年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ギャンブル障害 / 尺度開発 / 地域有病率測定 / 依存症 / 行動嗜癖 / アディクション / スクリーニングテスト |
研究開始時の研究の概要 |
現在,カジノを含む統合型リゾート施設(IRカジノ)の誘致に伴う「ギャンブル障害 (gambling disorder)」の有病率の増加が懸念されており,IRカジノ誘致前後のギャンブル障害の有病率の推移を継続的に測定する必要性が生じている。そこで本研究では正確かつ詳細な有病率の測定を目指し,複数のスクリーニングテストから構成されるテストバッテリーの開発と,本研究で開発されたテストバッテリーを用いた実態調査を行う。そして,IR誘致によるギャンブル障害の有病率の変化について検討できる継続的な実態調査への実装を目指す。
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研究実績の概要 |
2022年度(令和4年度)はギャンブル障害に関するテストバッテリーの開発研究の第3段階として、第2段階で開発したテストバッテリーを用いての地域追跡調査の第1回調査を実施する計画であった。 現在は前年度に作成した試作版テストバッテリーを使用し、ギャンブル障害の患者と一般サンプルを対象に試作版テストバッテリーの信頼性・妥当性・分類精度を検討するための調査研究を進めている。この調査研究が終了し次第、地域追跡調査に移行する予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
現在、試作版テストバッテリーをギャンブル障害の患者と一般サンプルを対象に使用した調査研究を進めているが、ギャンブル障害の患者を抽出することが難しくギャンブル障害のサンプルデータ収集がやや難航している。現状では信頼性・妥当性・分類精度を検討するのに十分なサンプルデータが集まらない可能性があるため、これまで調査協力依頼を行った関係機関や治療機関以外への調査協力を依頼し、さらなるデータ収集を行う予定である。
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今後の研究の推進方策 |
これまで打ち合わせを行い調査に協力してくれている関係機関や治療機関以外の機関に調査協力依頼を行い、データのさらなる収集を行う。 また、データ収集及び分析が終了し次第、速やかに地域追跡調査の第1回調査に移れるよう、調査の準備及び打ち合わせを並行して進めておく。
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