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認知活動活性操作パラダイムによる意味短期記憶保持メカニズムの解明

研究課題

研究課題/領域番号 20K14271
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分10040:実験心理学関連
研究機関名城大学 (2022)
広島国際大学 (2020-2021)

研究代表者

西山 亮二  名城大学, 人間学部, 准教授 (10737844)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2024-03-31
研究課題ステータス 交付 (2022年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2023年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワードワーキングメモリ / シミュレーション / ディープラーニング / 作動記憶
研究開始時の研究の概要

文章を読む際など,言葉を一時的に記憶する(ワーキングメモリ)ために,人間は音韻情報(言葉の読み)を使用していることが知られている.しかし,言葉には意味情報も含まれている.そこで本研究では,意味情報を頭に保持するためのメカニズムについて認知心理学的手法と生理心理学的手法を用い検証する.

研究実績の概要

昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延防止対策のため,実験実施中は窓を開放状態にして換気を行うことができない実験室で実施し,機材 の装着時に実験協力者に身体接触が生じる可能性がある全ての実験を中止した.そのため,当初計画していた経頭蓋直流電気刺激法(tDCS: transcranial direct current stimulation)を用いた研究及び,実験室で行うワーキングメモリトレーニング研究を行うことができなかった.これら実験を研究の中心的な課題として計画を立てていた為,研究の進捗に甚大な影響があった. 代替研究として,昨年度と同様にリカレント構造をもつニューラルネットワークモデルを用いたワーキングメモリのシミュレーションをおこなった. 加えて,ipadアプリを使用した記憶トレーニング研究の準備として,コンピュータ言語SWIFTを使用した実験アプリの開発を行っている.さらに,接触を伴わない順序記憶の実験準備を行った.準備は概ね整い,今春より実験に取り掛かる予定である.経頭蓋直流電気刺激法(tDCS: transcranial direct current stimulation)を用いた研究についても,機材を購入し実験を開始できるように準備を進めている.加えて,新型コロナウイルス感染症の蔓延に影響を受けにくい,接触を伴わない実験室実験を計画にしている.もし新型コロナウイルスの危険度の高い新たな株の出現などにより,経頭蓋直流電気刺激法(tDCS: transcranial direct current stimulation)を使用する研究が行えない,もしくは参加者の募集が困難になる場合は,最小限の接触で実行できる研究に移行し研究を円滑に行えるよにする.ただし,研究期間の延長申請も含めて,可能な限り申請書に挙げた目的を遂行できるように調整を行う.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

昨年度に引き続き新型コロナウイルス感染症(COVID-19)蔓延防止対策のため,狭い実験室で実施し機材の装着時に接触を伴う実験を中止したため. 所属機関の異動のため,実験室や機材の整備に時間を費やしたため.

今後の研究の推進方策

現在中止中の実験室実験を再開する.コロナによる停滞期間については,研究期間の延長を申請する.

報告書

(3件)
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2023-12-25  

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