研究課題/領域番号 |
20K14668
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分19020:熱工学関連
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
塘 陽子 九州大学, 工学研究院, 助教 (70844273)
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研究期間 (年度) |
2022-12-19 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2020年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 伝熱 / その場観察 / 生体膜 / 液中その場観察 / 透過型電子顕微鏡 / リポソーム / 自己組織化 |
研究開始時の研究の概要 |
細胞膜の構造安定性は凍結保存において細胞の生存率を左右する要因の一つであり,安定性を決める脂質分子の流動性は温度に依存する.本研究では,液体の中にある脂質二重層を透過型電子顕微鏡(TEM)でその場観察し,脂質二重層の動的な構造安定性メカニズムを解明する.具体的には,脂質二重層をTEMでその場観察するための液体セルを開発して,脂質二重層に分子レベルの擾乱を与えたときの自己組織化による構造安定性と環境温度の関係を明らかにする.
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研究実績の概要 |
2021年9月から2024年2月末まで日本学術振興会海外特別研究員としてスタンフォード大学で研究を行うため本課題を中断していたが,3月帰国後に再開した.本年度は約1ヶ月間の研究期間だったため,来年度に向けてシミュレーションおよび実験の準備を進めた.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
帰国後,シミュレーションについては環境を整えることができたが,実験を再開するにはまだ準備が必要であるから.
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今後の研究の推進方策 |
まずは伝熱シミュレーションに取組みつつ,準備が整い次第実験も再開する.今年は最終年度であるため,海外における研究滞在で培ったネットワークを活かし海外研究者とディスカッションを通して,研究課題の発展を目指す.
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