研究課題/領域番号 |
20K14829
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分22030:地盤工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人土木研究所 |
研究代表者 |
青柳 悠大 国立研究開発法人土木研究所, 土木研究所(つくば中央研究所), 研究員 (40845658)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2022年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 二方向せん断 / せん断履歴 / 液状化 / 振動台実験 / 正規化エネルギー / 再液状化 / 多方向せん断履歴 / 多方向せん断試験装置 |
研究開始時の研究の概要 |
これまで大規模な地震が発生する度に液状化に関する各種設計基準・指針および液状化判定法の改定や見直しが行われてきた.2011年以降,長継続時間の地震動や不規則波を有する地震動に関しては,補正方法の見直しに関する研究がなされてきたが,「多方向せん断」に関する補正の改定・見直しは80年代以降これまでに一度も行われてきていない. 本研究は,水平面内に多方向のせん断を与えた際の挙動をスカラー量である「エネルギー」的観点から分析を行い,せん断方向によらない統一的評価方法を構築し,液状化判定法の高精度化に資する基礎的な研究を行う.
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研究実績の概要 |
本研究は、水平面内に多方向のせん断履歴を与えた際の挙動をスカラー量である「エネルギー」的観点から分析を行い、せん断方向によらない統一的な評価方法を構築し、液状化判定法の高精度化に資する基礎的な研究を行うものである。 三次元大型振動台を用いてx方向とy方向に加振を行う二方向せん断履歴の実験から得られた加速度計のデータを用いて、離散的な質点系を仮定し水平地盤内の多方向加振中の応力-ひずみ関係の算出を試みた。試験結果の膨大なデータの整理が煩雑であり、過去の文献等を参照しながら複数の分析方法やデータのフィルター適用方法の工夫を試みた。得られた応力-ひずみ関係を用いてスカラー量であるエネルギー的観点から分析を行い、統一的な評価方法の構築に向けた基礎的な実験結果を得た。 なお、研究代表者は、異動に伴い身分変更が行われ研究活動の継続および科研費の執行が困難となったため、補助事業期間途中で補助事業廃止申請を行っている。
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