研究課題/領域番号 |
20K15784
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分43060:システムゲノム科学関連
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研究機関 | 早稲田大学 (2021-2022) 国立研究開発法人産業技術総合研究所 (2020) |
研究代表者 |
曽 超 早稲田大学, 理工学術院総合研究所(理工学研究所), 次席研究員(研究院講師) (80822460)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | GCR / genetic compensation / 遺伝子補償応答 / RNA-chromatin / RNA degradation / Genetic compensation / lncRNA / RNA decay / NMD |
研究開始時の研究の概要 |
Understanding the role of long noncoding RNA (lncRNA) in gene regulation expands our knowledge of life and disease. Here, we raise and try to uncover that lncRNA decay (death) may trigger to up-regulate the expression of other genes (birth). This study promises to reveal a novel mechanism of lncRNA.
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研究成果の概要 |
遺伝子発現降下(deGene)が遺伝子補償応答(GCR)を誘発し、類似配列適応遺伝子(adGene)の転写発現が増加する可能性があります。本研究では、RNA-seqデータを用いてヒト細胞のGCRに関与する遺伝子ペアを予測しました。複数のRNA分解因子のノックダウンデータから、数百のdeGene-adGeneペアを同定し、データセット間での重複が少ないことが示唆されました。この結果は、ヒト細胞における遺伝子発現調節の複雑なダイナミクスに対する新たな理解を提供します。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究は、特に遺伝的補償応答(GCR)の役割に焦点を当て、ヒト細胞における遺伝子発現調節の複雑なダイナミクスについての理解を深める可能性があります。GCRに関与する数百の遺伝子ペアを特定することで、遺伝子調節を理解し、可能ならば治療目的で操作するための新たな途が開かれます。これは、遺伝性疾患や病気の治療に広範な影響を及ぼす可能性があり、社会の健康と福祉に寄与することになります。
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