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神経芽腫におけるアダプター蛋白質ShfとTrkBとの機能相関解析および臨床応用

研究課題

研究課題/領域番号 20K16364
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分50010:腫瘍生物学関連
研究機関名古屋市立大学

研究代表者

高木 大輔  名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 助教 (60611580)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2022年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード神経芽腫 / Shf / TrkB
研究開始時の研究の概要

神経芽腫は小児期における代表的な悪性固形腫瘍の一つであるが、しばしば非常に治療抵抗性であり、現在も新たな治療薬の開発を求められている。Src homology 2 domain containing F (Shf) はPDGFα受容体や神経成長因子受容体TrkA、anaplastic lymphoma kinase (ALK) と結合するアダプター蛋白質である。本研究ではTrkAと同じTrkファミリー受容体であり、かつ予後不良な神経芽腫に高発現するTrkBとShfとの機能相関について解析を行い、将来的な臨床応用を目指す。

研究成果の概要

難治性神経芽腫に対する治療薬開発を最終目標として、予後良好な神経芽腫に高発現するアダプター蛋白質であるShfと、予後不良な神経芽腫に高発現する神経成長因子受容体TrkBとの機能相関について研究を行った。神経芽腫細胞株SH-SY5Y細胞を用いて近接ライゲーションアッセイ (PLA) を行い、Shf-TrkB PLAシグナルが検出された。以上のことから、SH-SY5Y細胞においてShfとTrkBは相互作用をする蛋白質であることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

神経芽腫は小児期における代表的な悪性固形腫瘍の一つであるが、しばしば非常に治療抵抗性であり、現在も新たな治療薬の開発を求められている。ShfがTrkBのシグナル伝達を修飾することによって神経芽腫の進行を抑制するという仮説を立て、ShfとTrkBとの機能相関についての研究を行った。近接ライゲーションアッセイにより、神経芽腫細胞株SH-SY5Yにおいて、ShfとTrkBが相互作用をする蛋白質であることが示唆されたが、その機能や意義については不明であり、解明には研究の継続が必要である。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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