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肺癌に対する重粒子線治療の抗腫瘍免疫効果の解析

研究課題

研究課題/領域番号 20K16405
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
研究機関群馬大学

研究代表者

久保 亘輝  群馬大学, 大学院医学系研究科, 講師 (30727813)

研究期間 (年度) 2020-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
キーワード肺癌 / 重粒子 / 免疫 / リンパ球 / 放射線治療 / 免疫療法 / 重粒子線治療 / 抗腫瘍免疫 / 予後予測バイオマーカー / がん免疫調節
研究開始時の研究の概要

重粒子線治療の適応となる非小細胞肺癌症例に対し、放射線治療、特に重粒子線(炭素イオン線)治療を受けた患者の末梢血中CD62LlowCD4+ T細胞数の変化を測定する。本研究により、重粒子線治療の予後予測バイオマーカーの提案や、放射線治療による全身的な免疫活性化を裏付ける臨床的データの確立が期待される。

研究成果の概要

I期肺癌に対して重粒子線治療を行った症例の治療前、治療直後、治療後1か月の血液検査を行った。当初の予定では20例の予定をしていたが、研究予算の関係で6例が対象となった。現在、検体は液体窒素にて保管中であり、他サンプルとまとめて解析を行う予定である。治療を行った症例の予後と血液中のリンパ球の状態を調べることにより、重粒子線治療により免疫状態がどのように変化するのか、また予後予測因子としても用いることが可能なのかを調べる予定である。今回の研究は予備的なものであり、今回の研究結果をもとにそれを検証するより大規模な研究を行う予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在、多くの癌において免疫との関係が注目されている。免疫を調べるというのは様々な研究所法があるが、今回はリンパ球を用いている。治療前のリンパ球を調べることにより予後予測をすることができれば、個別により最適な治療手段を検討することが可能となる。また予後不良群においても、免疫状態の変化などから併用する免疫療法などを検討することができ、予後改善に寄与できる可能性がある。

報告書

(4件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書

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公開日: 2020-04-28   更新日: 2024-01-30  

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