研究課題/領域番号 |
20K16474
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分51020:認知脳科学関連
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研究機関 | 沖縄科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
サポン ギデオン 沖縄科学技術大学院大学, 神経生物学研究ユニット, ポストドクトラルスカラー (00837198)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | Dopamine / Motivation / Imaging / dopamine / motivation / reward learning |
研究開始時の研究の概要 |
When things do not go as expected (“disappointment”), we need to increase motivation to overcome it rather than “giving up”, which will lead to future success. By introducing novel behavioral model in rodents, this study aims to reveal the neural mechanisms underlying such motivation.
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研究成果の概要 |
自然環境において採餌や求愛は生存に不可欠であるが、すぐに成功せず、失望につながることも多い。この失望を乗り越えるための動機づけの神経機構は不明である。本研究では、従来、失望を受動的に受け入れるのに重要であると考えられていた報酬系の要素である中脳ドーパミン神経細胞の活動を明らかにすることを目的とした。この動機づけを強く誘導するラット行動モデルにおいて、腹側被蓋野に存在するドーパミン細胞の一部の集団が、予期せぬ報酬の省略に反応して活動を増加させることを発見した。また、カルシウムイメージング技術を用いることで、多くのドーパミンニューロンのカルシウム活性を同時に測定できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
We developed a behavioral task that enabled us to quantitatively measure the ability to adaptively switch toward the next opportunity to obtain a probabilistic reward after the lack of reward. The study provides a better understanding of neuropsychiatric disorders such as depression or “hikikomori”.
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