研究課題/領域番号 |
20K16514
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52010:内科学一般関連
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
萬代 新太郎 東京医科歯科大学, 医学部附属病院, 助教 (50824330)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2020年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 慢性腎臓病 / サルコペニア / 老化 |
研究開始時の研究の概要 |
サルコペニア(骨格筋量・筋力の低下)は加齢や慢性腎臓病(chronic kidney disease, CKD)など多様な慢性疾患によって発症し,著しく健康寿命・生命寿命を損なう。世界的に未踏の超高齢化社会を迎え患者数は増加の一途を辿っており,未だに達成されていない病態解明と実用的な診断・治療法の確立は医療経済的に喫緊の課題である。最近申請者は,CKDによるサルコペニアの新たな分子病態・シグナルを発見した。本研究ではさらに,老化やCKDによるサルコペニアの精度の高い診断バイオマーカーを見出し、機能解析を行うことを目的とする。
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研究成果の概要 |
サルコペニア(骨格筋量・筋力の低下)は加齢や慢性腎臓病(chronic kidney disease, CKD)など多様な慢性疾患によって発症し,著しく健康寿命・生命寿命を損なう。世界的に未踏の超高齢化社会を迎え患者数は増加の一途を辿っており,未だに達成されていない病態解明と実用的な診断・治療法の確立は医療経済的に喫緊の課題である。最近申請者は,CKDによるサルコペニアの新たな分子病態・シグナルを発見した。本研究ではさらに,疾患モデル動物,患者検体を用いて,CKDによるサルコペニアの診断バイオマーカーを見出し,機能解析を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は2022年度内に複数の論文発表を予定している。これらの成果が,臨床応用の実現性の高い,サルコペニアの新たな治療戦略とバイオマーカー創出に繋がることが期待される。超高齢化社会を迎え,サルコペニア,フレイルの病態解明・克服は世界的に喫緊の課題である。今後のさらなる研究により,CKD患者の透析以外の新たな治療選択肢のみならず,健康寿命を延伸するためのバイオマーカー,治療薬シーズの同定を目指す。
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