研究課題/領域番号 |
20K16684
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52030:精神神経科学関連
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研究機関 | 愛知県医療療育総合センター発達障害研究所 |
研究代表者 |
Borgil Bayasgalan 愛知県医療療育総合センター発達障害研究所, 障害システム研究部, 客員研究員 (20865175)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2023年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2022年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | blink / epilepsy / auditory stimulation / prepulse / てんかん / プレパルス刺激 / 聴覚刺激 / 抑制 / プレパルス / ペアパルス抑制 / プレパルス抑制 / 脳波 / 脳磁図 / 自閉症 / 脳 / 抑制機能 |
研究開始時の研究の概要 |
てんかんにおける脳の神経細胞の過剰な発火は、なんらかの理由によって神経細胞の興奮性が増しているか、あるいは発火を抑制的に調節している仕組みが弱くなっている状態が考えられます。本研究では、聴覚誘発電位(AEP)に基づいたペア刺激パラダイムを用いて、てんかん患者の抑制機能を評価し、 1)健常者と比較してどのような抑制成分に変化があるのか、 2)それぞれの抑制成分の機能変化が、発作型、異常波の発生部位、臨床経過、薬物応答性などとどのように関連するのか、を検討することを目的とします。
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研究実績の概要 |
てんかんは、脳の神経細胞の過剰な電気的興奮(発火)により脳症状(てんかん発作)を主徴とした慢性疾患である。あらゆる年齢でおこり、有病率は人口の0.5~1%で(大塚、2012)最も頻度の高い神経疾患のひとつである。本研究では、聴覚誘発電位(AEP)に基づいたペア刺激パラダイムを用いて、てんかん患者の抑制機能を評価し、健常者と比較してどのような抑制成分に変化があるか、それぞれの抑制成分の機能変化が、発作型、異常波の発生部位、臨床経過、薬物応答性などとどのように関連するのかを検討することを目的とした。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
理由 去年から患者さん2名の聴覚プレパルス刺激記録行い、データ解析中である。新型コロナ感染症の移動制限がまだ続いていました為、被検者の応募は少なかった。
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今後の研究の推進方策 |
被検者及び患者の記録を引き続き集め、解析をする。記録済みのデータを纏める作業を始める予定である。
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