研究課題/領域番号 |
20K16890
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
齋藤 広幸 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (00723909)
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研究期間 (年度) |
2020-04-01 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2022年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2020年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 骨形成不全症 / 間葉系幹細胞 / 胎児治療 |
研究開始時の研究の概要 |
骨形成不全症(OI)に対する間葉系幹細胞(MSC)による治療効果の確認のために、OI疾患モデルマウス(oimマウス)の胎児にMSCを投与し、出生後その治療効果をμCTや3点曲げ試験などを用いて評価する。海外ではすでに胎児由来の間葉系幹細胞が臨床試験になっているが本邦では倫理的な側面から他の由来のMSCが必要であり本試験目的は新たな由来のMSCを見つけ臨床応用につなげることである。
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研究実績の概要 |
昨年度までに行った骨形成不全症のモデルマウスに対してヒト間葉系幹細胞を移植した場合の治療効果について解析を行ったが、効果について十分な結果を得ることができなかった。効果不十分であった理由として、使用したモデルマウスの表現型が、homo接合体のマウスに認められるため、そもそも十分なサンプルサイズを得るためことが難しかったこと、またhomo接合体マウスが移植手術に耐えられず出産できなかった可能性などが考えられた。そのため、実験に使用することができる新たな骨形成不全症のモデルマウスの作成を検討し、ヒト遺伝子バリアントと同等のバリアントを有する新たな疾患モデルマウスを作成し、その表現型について検討を行った。具体的には得られた新規疾患モデルマウスに対して、体長・体重測定、μCT測定や3点曲げ試験などによる評価を行い、骨形成不全症のモデルマウスとして使用できると判断したため、新規モデルマウスの作成について論文にまとめ2024年1月に投稿した。現在リバイスを作成のための追加実験を行っており、研究期間の1年延長を申請し、受理された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
研究実績概要にも記載の通り、現在論文投稿中でありリバイス作成のための追加実験中である。
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今後の研究の推進方策 |
リバイスの作成のための追加実験が完了次第返信を行う予定である。
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